五十嵐アーカイブでのトーク
2024-12-12 13:39:15

五十嵐威暢アーカイブにて新島龍彦氏のトークイベントを開催

五十嵐威暢アーカイブでの特別トークイベント



金沢工業大学の五十嵐威暢アーカイブでは、造本家の新島龍彦氏を招いて特別なトークイベントを開催します。このイベントは、2024年12月23日(月)17時30分から18時30分まで行われ、参加は無料です。また、会場の定員は20名となっており、トークの状況はオンラインでも配信されます。

新島氏は、ことばやイメージ、物語を素敵な本として形にしてきた才能豊かな造本家です。今年7月には、五十嵐威暢氏が残した数々の言葉を集めた書籍『はじまりの風:五十嵐威暢ことばのいぶき』の制作も手掛けました。このトークイベントでは、彼が造本家としてどのように仕事をし、作品を生み出しているのかについて深く掘り下げていきます。

前半では新島氏の造本業の本質や、どのようにかたちを作り上げるのか、具体的なプロセスについて伺います。後半では、書籍『はじまりの風』をもとに、新島氏がどのように五十嵐氏の作品や言葉の世界を掴んでいるのかをお話しいただきます。これによって、来場者ははじめて知る五十嵐氏の魅力や、言葉の美しさについて新たな視点を得ることができるでしょう。

新島龍彦氏について


新島氏は1991年生まれで、2014年に有限会社篠原紙工に入社しました。2020年からは制作チームリーダーとして、会社全体を見渡しながら日々の業務に取り組んでいます。造本家としての個人的な作品制作も行い、大学時代から物語を紙に宿す手法を追求しています。彼の作品は、会社の仕事と個人の創作活動が有機的に結びついていることが特徴で、多くの受賞歴も持っています。

受賞経歴には、2013年のLOCUS DESIGN FORUMにおける入選や、2015年には世界で最も美しい本コンクールでの銅賞を獲得するなど、その才能を広く認められています。

五十嵐威暢アーカイブの背景


金沢工業大学には、五十嵐威暢氏によって寄贈された5000点以上の作品や資料を集めた五十嵐威暢アーカイブがオープンしています。2024年度には、「見ているか?」というテーマをもとに、「見る」ことから生まれる思想や感情を楽しむ展示を行っています。現在は色をテーマにした第4期の展示が進行中です。

イベント詳細


  • - 日時: 2024年12月23日(月)17時30分~18時30分
  • - 定員: 20名(オンライン配信あり)
  • - 参加費: 無料
  • - 参加方法: 詳細および申込みはこちらからご確認ください。

新島龍彦氏のトークイベントを通じて、造本の魅力や五十嵐威暢氏の言葉の世界に触れる貴重な機会をお見逃しなく!


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