JBSが提供する「Copilot for Microsoft 365」eラーニングの特徴
日本ビジネスシステムズ株式会社(JBS)は、法人向けに「Copilot for Microsoft 365」に特化したeラーニングをリリースしました。この新しい教材は、業務での生成AIの活用を促進するために設計されており、特に効率化を図りたい企業にとっては強力な武器となるでしょう。
短時間で学べるコンテンツ
このeラーニングは、10~20分の動画とテキストで構成されており、全約10時間のコンテンツを通じて、利用者は「Copilot for Microsoft 365」の基本操作から業務に役立つ活用法までを学べます。さらに、企業内の業務管理者は学習達成率を把握する機能も利用でき、全員が効率よく学べる体制が整っています。
4つの学習パート
eラーニングは「基礎編」、「活用編」、「プロンプト編」、「Copilot Studio 編」の4つで構成されています。
- - 基礎編:このセクションでは「Copilot for Microsoft 365」の必要性と概要を学び、各アプリケーションとの組み合わせた基本操作を紹介します。特に、Microsoft Teams、Outlook、Wordとの連携について焦点を当てています。
- - 活用編:具体的な業務シーンに沿った活用方法を探ります。例えば、ビジネスメールや会議資料作成の際に役立つ情報がふんだんに盛り込まれています。また、これらのコンテンツは逐次追加される予定です。
- - プロンプト編:ここではプロンプトの重要性を理解し、実践的に活用するためのスキルを学びます。JBSが開発した「生成AIプロンプトアシスタント」の使い方も詳しく解説しています。
- - Copilot Studio 編:このパートでは、「Copilot for Microsoft 365」のカスタマイズ方法や、AIチャットボット制作について学ぶことができます。業務に活用できるツールを自ら作成するスキルを身につけることが可能です。
今後の展望
JBSは、すでに約100社にわたる企業がこの「Copilot for Microsoft 365」を活用しており、2023年11月からは「Copilot NAVI」というヒント集がリリース予定です。また、2024年には「生成AIコミュニティ支援サービス」を開始し、さらなる活用を後押しする計画です。これにより、企業は効率的に業務を進め、成長を加速する機会を掴むことができるでしょう。
価格と申し込み情報
このeラーニングの価格は月額10万円(50名まで)、以降はユーザーごとに2千円の追加費用がかかります。興味のある方は、JBSの公式Webサイトから申し込みが可能です。
JBSのAIに関する取り組み
JBSでは2020年より「AI-Lab」の活動を通じて、AI技術の普及を目指しています。日本マイクロソフトやはこだて未来大学と提携し、様々な活動を行うことでエンジニアの育成やサービスの向上を図っています。
優れたテクノロジーを広く親しみやすく提供することをミッションとし、安心して利用できる生成AIの進化を追求し続けるJBS。企業のデジタル変革を促進するための取り組みに、ぜひご注目ください。