「PORTALL」シリーズ始動
2023-10-27 10:00:03

スリーエス、在宅介護支援SaaS「PORTALL」シリーズを開始

在宅介護を支える新たな一手



スリーエスは、高齢者が自宅で快適に生活するための新しいSaaSサービス「PORTALL」シリーズの提供を開始しました。その目的は、利用者が自身の意思で生活場所を選べる社会を実現することにあります。 

厚生労働省の調査によれば、約70%の高齢者が最期を自宅で迎えたいと希望しています。しかし、実際には施設や訪問介護、デイサービスの市場は急成長を遂げる一方、自宅での定期巡回サービスの普及は進んでいないのが現状です。介護保険総費用のうち、定期巡回はわずか0.7%に過ぎず、事業者にとって運営が困難であるため、サービスを提供する事業所も少なくなってしまっています。

定期巡回の重要性と課題



夜間の訪問や緊急時の対応を含む定期巡回は、高齢者が自宅で最期まで生活できる重要なサービスです。しかし、このサービスを事業者が必要とする体制を構築するのは容易ではなく、独自のケアプランを作成することも難しいため、収益化が阻まれています。このような課題を解決するために、スリーエスは「PORTALL」シリーズを開発しました。

「PORTALL」シリーズの開発理念



「PORTALL」という名称には、情報の集約と関係者をつなぐ「入り口」となるサービスであることへの思いが込められています。利用者を支えるためのあらゆる情報がひとつにまとまり、全国の人々に「All in one」で提供されることを目指しています。これにより、多くの事業者にとっての新たなスタート地点となることを願っています。

シリーズの機能と特徴



「PORTALL」は、訪問介護に必要な業務体制の構築や、サービスの最適化、安定した収益の確保を支援します。プランニングやスタッフのスケジュール管理、オペレーターの対応、情報の共有などが一つのプラットフォームで行えます。

1. 使いやすさの追求: スマートフォンに対応したUIにより、どこでも訪問記録やプランニングが可能です。これにより、職員間の情報の差が解消され、時間の効率も飛躍的に向上します。

2. コミュニケーションの促進: SNSのような感覚で情報を共有できることで、高齢者をサポートする家族やケアマネジャーとの連携が強化され、より良い介護体制が整います。

3. サービスの最適化: 蓄積されたデータを活用することで、業務時間の削減を実現し、スタッフが利用者と向き合う時間を増やすことが可能になります。

今後の展望



「PORTALL」シリーズは、初期費用が無料で、人数に応じた多様なプランをご用意しています。詳しくは公式ウェブサイトからお問い合わせください。スリーエスは、すべての人が自分の人生を選ぶことができる社会を目指し、テクノロジーと介護サービスの新しい形を提案していきます。

会社概要



スリーエス株式会社は、2019年に設立され、自らのプロダクトを通じて高齢者のQOL向上を目指しています。現在、東京都新宿区に本社を置き、介護事業を展開しています。詳細については、公式ホームページをご覧ください。
スリーエス公式サイト

会社情報

会社名
スリーエス株式会社
住所
東京都新宿区東榎町11
電話番号
03-6820-0437

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