新しいRPA運用をサポートする「OnRPA Ver2.0」
株式会社アクシオが、RPA(Robotic Process Automation)専用のリモート実行ツール「OnRPA」の新バージョンをリリースします。新たに搭載された「OnRPA Ver2.0」では、RPAライセンスの利用状況を把握し、最適化を図るための進化した機能が追加されます。2024年11月の提供開始が予定されています。
Ver2.0の新機能とは?
「OnRPA Ver2.0」では、特に以下の新機能が注目されています。
1.
ロボPCの利用率/Top10ユーザ表示
ユーザーは、具体的に「いつ」「誰が」「どれだけ」の利用状況を把握可能となり、RPAライセンスの導入効果を具体的に検証できるようになりました。これにより、ライセンスの過不足や適正な利用が可能になります。
2.
グループ管理機能
利用率が高いロボPCに対して接続できるユーザーを制限することで、利用率を平準化することができるのです。これにより、全体の業務効率が向上します。
3.
ユーザ名表示の改善
Active Directoryを用いて、ユーザーのログオン名から表示名に切り替える機能を導入しました。これにより、誰が利用しているのかを一目で把握しやすくなります。
4.
ライセンス情報の管理
RPAライセンスのスタティック情報(登録情報や保守ID)を管理し、更新手続きなどでスムーズな対応が可能になります。
5.
状況確認の一括表示機能
開発版と実行版を別々に操作する手間が省かれ、一括で利用状況の確認ができるようになり、効率性が向上します。
サポート機能の拡充
さらに、OnRPAにはWinActor用のレポート統合シナリオが同梱されており、RPAライセンスの最適化と利用率の平準化をサポートします。これにより、部門毎の予算配分もデータに基づいて行うことができ、業務の透明性向上に寄与します。
終わりに
NTTデータからのエンドースメントを受け、アクシオは「OnRPA Ver2.0」によってRPA導入の推進と業務効率化の実現を目指しています。これまで以上に多くの企業がRPAを活用し、業務改革を進めることが期待されます。新しい機能の追加によって、RPAの利用が一層広がることは間違いありません。今後のアクシオの動向に注目です。