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香川県高松市に本社を構える株式会社Oriversは、7月27日より香川県産の大麦を用いた新たなウイスキー製品『Pure Barley』と『Pear ＆ Barley』の販売を開始します。この2つのウイスキーは、地元の大麦を原料に、自社の手で製造することにこだわり、畑からグラスまでのプロセスを大切にしています。さらに、同時に麦のポン菓子『PUFFSKY』も発売し、バラエティ豊かな味わいを提供します。

香川に根付く麦作りの歴史

香川県は「うどん県」として広く知られていますが、その背景には、降水量が乏しい土地柄から麦作が盛んに行われてきた歴史があります。この風土に根差した食文化は、香川独自のものです。Oriversのウイスキー製造は、単に製品を作るだけでなく、地域の文化や特性を活かすことが重要な役割を果たしています。

自家栽培した大麦によるウイスキー製造

Oriversは、県内の農家と協力し、畑を耕すところからウイスキー作りを開始しました。今回のウイスキーラインナップには、長年栽培されてこなかった「二条大麦」を使用し、さらに地域で親しまれてきた「裸麦」も融合させています。これにより、ウイスキー本来の香りや味わいが引き立つことを目指しています。

二つのウイスキーの特徴

『Pure Barley』は、10ヶ月間のステンレスタンクで熟成されたウイスキー。無色透明で、麦本来の甘みとアルコールの刺激を感じられ、ストレートな味わいが特徴です。一方、『Pear ＆ Barley』は、洋梨のブランデー樽で1年間熟成され、独特の繊細な香りと麦の甘みが調和した印象を残します。どちらのウイスキーも、ラベルデザインは親しみやすさを意識し、透明性を重視した説明が裏面に記載されています。

ウイスキー製造過程から生まれたポン菓子『PUFFSKY』

ウイスキーの製造過程からアイデアを得たポン菓子『PUFFSKY』も新たに登場しました。大麦をパフに仕上げ、麦芽シロップで甘みを加えたこのお菓子は、3つのフレーバー展開で、ウイスキーとのペアリングにも最適です。ひとくち噛むごとに、香ばしい麦の香りが広がるのが魅力です。

• - PUFFSKY〈 Pure Barley〉：シンプルで飽きの来ない麦の香ばしさ。
• - PUFFSKY〈Rosemary & Salt〉：大人のフレーバーで塩味がアクセント。
• - PUFFSKY〈Bitter Cacao〉：ビターなカカオ風味が特徴のスイーツ系。

リリースイベントの開催

これらの新商品を記念して、2025年7月25日に東京・清澄白河でイベントが開催されます。このイベントでは、新たなウイスキーを使用したカクテルや特製ベーグルサンドが提供される予定です。すべての商品を、一般発売に先駆けて体験できます。入場は無料で、参加者は気軽に楽しめそうです。

未来の展望

Oriversは将来的に香川県内に蒸留所を開設する計画も進めています。麦を用いた新たなプロダクトの開発を通じて、地域の魅力を発信し続けるスタートアップとして、今後の動向が非常に楽しみです。自社のオンラインストアでの販売も2025年7月27日から開始されますので、ぜひご注目ください！

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