フラワーロス問題に立ち向かう「花まつり」
株式会社エータイが主催する伝統的な仏教行事「花まつり」が、2025年4月6日(日)に東京都新宿区の多聞院で開催されます。この行事は、仏教の精神「もったいない」を踏まえ、フラワーロス問題解決に貢献することを目的としています。
花まつりの概要
「花まつり」とは、お釈迦様の誕生を祝うために、華やかに装飾されたお堂に甘茶をかける行事です。今年の多聞院のイベントでは、マーケットに出回らない規格外の花を使用し、廃棄される花の有効活用を目指します。
日時: 2025年4月6日(日) 10:30~14:00
場所: 多聞院(東京都新宿区弁天町100)
参加費: 入場無料、事前申込不要
イベント内容:
- 花まつり法要と豊山太鼓「千響」
- 甘茶体験
- 規格外の花の無料配布(先着100名)
- キッチンカー(韓国料理、ワッフル)
フラワーロスとは?
「フラワーロス」とは、まだ美しい状態にある花が、様々な理由で廃棄される現象のことです。売れ残りや、規格外のために市場に流通しない花々が、その例に当たります。しかし、それらの花は適切に活用されれば、多くの人々に喜びをもたらすことができます。
廃棄される花は、資源の損失だけでなく、生産や流通にかかるコストも考慮すると、社会的な損失も膨大となります。このため、政府や企業各社が解決に向けた取り組みを進めています。
行事の背景
多聞院での花まつりは、仏教の教え「もったいない」に基づいて行われます。この教えは、物を無駄にせず大切に扱う心を育むことを目的としています。本行事を通じて、多くの方々にフラワーロス問題を身近に感じてもらい、寺院訪問のきっかけにもなればと願っています。
イベントの看どころ
規格外の花で彩られる花御堂
花まつりに欠かせない「花御堂」は、規格外の花「プラスフラワー」で美しく装飾されます。茎の長さや形状にとらわれないため、フラワーロス問題の解決に貢献しつつ、旬のお花でお釈迦様の誕生を祝います。
来場者への花の無料配布
花御堂での甘茶かけ体験を行った先着100名様には、規格外の花が一本プレゼントされます。この花を自宅に持ち帰り飾ることで、フラワーロス解決に参加することができます。案内役を務める「株式会社Hanavie」は、規格外の花の普及活動を行っています。
多聞院の概要
多聞院は400年以上の歴史を誇る寺院で、東京都新宿区に位置しています。本尊は大日如来で、ここには江戸後期の平家琵琶の検校の墓や、著名な詩人の詩碑があります。
多聞院情報
寺院名: 照臨山 多聞院
宗派: 真言宗豊山派
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住所: 東京都新宿区弁天町100
株式会社エータイの活動
株式会社エータイは、寺院継続と墓継承の社会問題を解決するために、お寺のさまざまなサービスを提供しています。これまでに、多くの永代供養墓や樹木葬の申し込みを承っており、地域の社会問題に真摯に向き合っています。
本年度の花まつりは、皆様がフラワーロス問題に関心を持ち、簡単に参加できる機会を提供するためのものです。多聞院へぜひお越しください。この優れた機会を活用し、大切な花々を無駄にせず、共に喜びを分かち合いましょう。