自然の光を活用した新しい照明システム
脱炭素社会への移行が強く叫ばれる中、ラフォーレエンジニアリング株式会社は新しくリニューアルされた『太陽光採光システム ひまわり』を発表しました。このシステムは、特に中・大型施設向けに設計されており、2026年3月から受注が開始される予定です。今回は、この画期的なシステムの概要や利点、そしてSDGs(持続可能な開発目標)への貢献についてご紹介します。
1. システムの仕組み
『ひまわり』は、日中の太陽光を集めるための集光機を屋外に設置し、その光を光ファイバケーブルを通じて必要な場所に届けるシステムです。具体的には、次のステップで運用されます:
1.
太陽光の収集:日中、集光機が太陽光を集めます。
2.
光ファイバによる伝送:集めた光を専用の石英製光ファイバが運びます。
3.
自然光の照射:専用照射器具から、自然光を使用することができます。
このシステムにより、希望する場所に自由に自然光を届けることが可能となります。
2. リニューアルの理由
2020年、日本政府は「カーボンニュートラル宣言」を行い、2050年までに温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにすることを目指しています。このためには、2030年までに2013年度比で46%の削減という中間目標も定められており、持続可能な社会の実現にはさまざまな取り組みが求められています。特に照明分野では、2027年までに蛍光灯が製造中止となることから、LED照明への移行が進められていますが、自然エネルギーである太陽の光を利用する『ひまわり』との併用によって、さらなる省エネ効果やCO2削減が実現可能となります。
3. SDGsへの具体的な貢献
『ひまわり』は、以下のSDGs目標に特に貢献することが期待されています:
- - 目標7:「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」
- 自然エネルギーとしての太陽光を有効に活用し、電力使用量を削減。
- 窓のない部屋や地下室にも自然光を取り入れることで、快適な環境を提供。
- 照明に使用するエネルギーを削減し、CO2排出の抑制に貢献。
4. 導入による具体的なメリット
- - 省エネ効果:『ひまわり』は、日中の照明における電力をおおよそ5Wに抑えられ、太陽電池駆動モデルでは消費電力がゼロになり、より高い省エネが可能です。
- - 健康面の向上:自然光によって視覚的快適性が増し、室内の閉塞感を軽減、体内時計の調整も期待できます。
- - 防災対策:災害時の停電でも、太陽電池駆動モデルがあれば業務を継続することができます。
5. 公的評価と実績
このシステムは、ZEB(Net Zero Energy Building)への貢献やCASBEE(建築環境総合性能評価システム)での加点評価を受けています。高効率照明と共に運用することで、省エネ効果がより一層高まることが証明されています。
6. 応用技術
『ひまわり』は、内蔵された太陽軌道計算プログラムにより、常に太陽に正対する自動追尾システムを搭載しています。また、光ファイバの特性を生かして、安心・安全な波長域の光を届けられるように設計されています。これにより、既存の施設でも効果的に自然光を取り入れることが可能です。
7. 展示・デモ実施
今回のリニューアルを祝して、ラフォーレエンジニアリング株式会社の六本木オフィスでは、各種製品を展示し、実際の光の体感ができる機会も設けています。これに興味のある方は、事前に予約をして訪れることをお勧めします。具体的なご相談は営業部までお気軽にどうぞ。
■お問い合わせ先
ラフォーレエンジニアリング株式会社
東京都港区六本木6-7-6 六本木アネックス7F
電話:03-6406-6720(月~金 9:00~17:00)
ご来場の際は、ぜひ事前にご予約をお願いします。