シンガポールにオープンした「MISAKA 鮮果屋」
南日本運輸倉庫株式会社が、シンガポールのRaffles Place CIMB Plazaに新店舗「MISAKA 鮮果屋」をオープンしました。この店舗は、カットフルーツやアボカドジュースを中心に、多くのお客様でにぎわっています。オープン初日には、代表取締役社長の大園圭一郎氏も現地に赴き、お客様に商品を手渡したり、特別なプレゼントを配ったりするなど、開店イベントが盛り上がりを見せました。
店舗の特徴
新しくオープンした「MISAKA 鮮果屋」は、地下1階に位置し、ショッピングモールの一角を占めています。ランチタイムには、フレッシュなフルーツジュースやカットフルーツを求める多くの人々で賑わいを見せています。「新鮮で美味しいフルーツが手に入るのが嬉しい」という声が多く聞かれ、オープンを心待ちにしていたお客様が詰めかけました。
特に人気のフルーツは、アメリカ産とトルコ産のチェリー、そして日本産のシャインマスカットを使用したブドウです。これらは同店での売上ランキングでも上位を占めており、フルーツ愛好者にとっての新しい行きつけとなりそうです。
おすすめ商品
同店の目玉商品の一つは、アボカドジュースです。プレーン、ミルク、ハニー、グラマラッカ(ヤシの黒糖)の4種類のフレーバーがあり、それぞれ風味が異なります。1杯500mlで、価格は4〜4.5ドル(日本円で460〜520円)とリーズナブルで、新鮮な風味が大好評を得ています。
過去の店舗からの移行
この新店舗は、かつて「SunMoon」というフルーツ店が運営されていましたが、コロナウイルスの影響を受けて一時閉店となっていました。その後、リブランドと新たな店舗開設が計画され、誕生したのが「MISAKA 鮮果屋」です。これにより、シンガポールでの新たなフルーツの供給が再開されました。
南日本運輸倉庫とSatoyu Trading
南日本運輸倉庫は、1975年に創業し、食品輸送に特化した企業で、特に冷凍・冷蔵での低温輸送において専門知識を持っています。また、フードロス問題を解決するための次世代コールドチェーン技術を導入しており、持続可能な成長にも力を入れています。
Satoyu Tradingは1987年に設立され、Dole社からバナナやパパイヤといったフルーツを独占的に輸入・販売しています。また、彼らは特にバナナの熟成技術において知られており、マレーシア産バナナのシンガポール初輸入を手がけた実績があります。今年10月、南日本運輸倉庫のグループ会社になったことで、今後の展開に期待が寄せられています。
まとめ
「MISAKA 鮮果屋」の開店は、フルーツ市場に新たな風を吹き込むものとなるでしょう。シンガポールで新鮮なフルーツやジュースを楽しむ際には、ぜひ立ち寄ってみてください。南日本運輸倉庫の持つ輸送技術と、Satoyu Tradingのフルーツに対する情熱が結実したこの店舗が、どのように成長していくのかも楽しみです。