建築法規検討アシストサービス「DDDDbox」の進化
株式会社AMDlabが開発した「DDDDbox(フォーディーボックス)」が、3月19日に大幅にリニューアルしました。新たに追加された「行政手続き調査シート出力」や「行政手続きの適合自動判定」の機能は、設計者にとって非常に便利で、建築法規の理解を助ける内容となっています。このリニューアルは、建築設計の現場で日々直面する法規の複雑化に対処するために行われました。
複雑化する建築法規の現状
建設業界は近年、さまざまな課題に直面しています。特に、自治体ごとに異なる条例や、法令の専門的解釈を求められること、さらには省エネ基準の強化といった社会情勢の変化に伴う法改正の頻発などが影響しています。これにより、設計者は法規全般の理解を維持することが極めて困難になっています。設計者不足や法規に関する調査項目の見落としが生じることも多く、企業はその対応に苦慮しています。
これらの問題を解決するために「DDDDbox」は開発されました。建築士や確認検査機関といった多様な専門家による監修を受け、実務に基づいたサービス提供を行っています。
DDDDboxの特徴と機能
「DDDDbox」は、建築法規検討業務を効率化するためのツールと業務支援を提供するサービスです。「法規検討ツール」によって、設計者は複雑な法規を効率的に扱うことができ、さらに専門家チームからの業務支援も受けられます。
1. 行政手続き調査シート出力機能
この新機能では、指定した敷地に関する条例情報を専門チームがデータベース化し、一覧化します。設計要件を入力することで各手続きの該当・非該当が自動的に判定され、設計者は複雑な情報を整理しやすくなります。また、判定結果やコメントをまとめた「行政手続き調査シート」をExcel形式で出力でき、役所に提出する際にも役立てられます。
2. ボリューム検討機能の強化
「DDDDbox」のリニューアルに伴い、ボリューム検討が行えるWEBBIM機能も強化されました。これまで提供されていた鳥籠生成や日影図生成に加え、道路における天空率計算機能が追加され、効率的なボリューム検討が可能となります。さらに、生成したデータはDXF形式でエクスポートでき、CADと併用することで、さらなる効率化を図れます。
料金プランとトライアルの詳細
DDDDboxでは、利用する機能や目的に応じた複数のプランが用意されています。条例調査機能のみを利用できるプランと、ボリューム検討を含む全機能を利用できるプランがあり、合計四つの選択肢から選ぶことができます。また、全機能を試すことができる2週間の無償トライアルも実施しており、多くの設計者にこのサービスを体験してもらうための機会を提供しています。
株式会社AMDlabのビジョン
株式会社AMDlabは、建築設計を核に置いた新しいスタートアップ企業であり、最新テクノロジーを活用したサービスを提供しています。受託開発や自社サービスの展開を行い、建築業界のデジタル変革に貢献しています。具体的には、コンサルティングやシステム開発など、多岐にわたる事業を展開し、教育事業としてBIM講習なども行っています。
こうした取り組みにより、AMDlabは建築業界全体の効率化と強化を図っています。DDDDboxを通じて、多くの設計者が法規検討における課題を解決し、スムーズな業務運営を実現できることを目指しています。