TKCの「eCA-DRIVER」が新機能を装備
令和5年のスタートとともに、株式会社TKCは連結会計システム「eCA-DRIVER」に新しい機能を追加したことを発表しました。この新機能は、EY新日本有限責任監査法人の「連結監査調書自動生成ツール(CWPG)」とAPI連携を行う「監査資料送信機能」です。この機能により、監査業務が大幅に効率化され、企業にとって大きなメリットとなることでしょう。
API連携による効果
従来、多くの企業は監査法人に連結決算データをファイル共有ツールを使用して提供するか、監査法人が直接ダウンロードできるようにシステムの参照権限を付与。これに対し、新たな監査資料送信機能では、連結決算データをオートメ化された形で安全に送ることができ、業務の簡素化を図ります。
三つの主な効果
この新機能により得られる効果は、以下の三つです。
1.
データ送信の安全性・確実性: 最新の連結決算データをセキュアな環境で一括送信できるため、データの漏洩リスクが軽減されます。
2.
手続きの効率化: データ授受に関する煩雑な手続きを大幅に省略でき、業務がスムーズに運ぶようになります。
3.
監査対応の負荷軽減: 監査に必要な工数や負担を削減し、企業は本業により集中できるようになります。
このように、新しい機能は中堅・大企業における業務負担を軽減し、効果的な業務運営を支援します。TKCの税務・会計システムの提供と、EY新日本の豊富な監査経験が融合し、企業の決算業務がより早く、かつ正確に進められることを期待しています。
「eCA-DRIVER」の詳細
「eCA-DRIVER」は、子会社からのレポーティング、連結処理、開示システム連携に至るまで、連結決算に必要な機能を網羅しています。公認会計士によるサポートも受けられるため、企業は決算の早期化と効率化をワンストップで実現できます。
今後、TKCはこの機能をさらに強化し、業務負担の軽減と効率化を一層進める計画です。これにより、日本の企業がグローバルな競争に打ち勝つための基盤を固めることが期待されます。
詳細情報は公式ウェブサイト
[ここをクリック]にてご確認ください。