デイトナと東栄町が連携、新たな観光の形へ
静岡県の株式会社デイトナと愛知県の一般社団法人東栄町観光まちづくり協会が、9月5日に観光パートナー協定を締結しました。この協定は、地域の魅力を引き出し、観光とバイクの新たな交流を促進することを目的としています。
観光パートナー協定の背景
都道府県をまたいだこの協定の締結は、東栄町の観光資源の潜在能力を引き出すことが目的です。東栄町は自然や歴史、文化に恵まれた一方で、観光スポットが散在し、交通手段が限られているという課題を抱えていました。そのため、自治体は株式会社デイトナと連携し、地域内を巡る「まちなかガイドツアー」を電動アシスト自転車を使って実施することを考えました。
デイトナは、バイクの文化を広める企業として、地域貢献活動に積極的に取り組んでおり、観光コンテンツ事業『ぽたび』の理念を共有し、共同での活動が期待されています。この活動を通じて、バイクライダーと地域の新たな交流の機会が創造されることを目指しています。
『ぽたび』の魅力
『ぽたび』ブランドの下で展開されるこのツアーでは、訪れる人々が地域資源を最大限に楽しめるように設計されています。デイトナの電動アシスト自転車を利用した tours により、参加者は観光スポットを楽に巡ることができ、地域の魅力をより深く感じることが可能です。これにより、再訪を促すファンを増やす取り組みにもつながるでしょう。
協定の具体的内容
この観光パートナー協定では、地域の活性化や交流を促す様々な活動が予定されています。特に、以下の分野での協力が期待されています。
- - 地域の活性化に向けた活動
- - 住民と観光客との交流を生む活動
- - 資源を活用し、楽しむ人を増やすための施策
- - 繰り返し訪れてくれるファン作りの活動
これらの活動を通じて、地域の魅力を発信し、観光客を引き寄せることが狙いです。
今後の展望
株式会社デイトナと東栄町観光まちづくり協会の協力によって実現される予定の次のステップは、バイク版『ぽたび』構想の具体化です。この取り組みでは、電動自転車を使ったガイドツアーや新たな観光コンテンツの企画が予定されており、地域の資源を有効活用することが期待されています。
デイトナ本社では、若いライダーだけでなく、ベテランライダーに向けたイベントやオンライン活動にも注力しており、地域貢献を通じた取り組みを拡大していく予定です。また、これに関連するイベントとして「デイトナ森町・静岡茶ミーティング」なども年に一度開催され、地域のバイクファンとの交流促進が図られます。
株式会社デイトナは、オートバイのアフターパーツメーカーとして、パーツやサービス提供のみにとどまらず、ライダーコミュニティの形成を目指した幅広いアプローチを続けています。バイクを通じて地域の活性化を図るこの新たな試みに、今後も注目していきたいところです。