親子で楽しむ特別な夏の自由研究
今年の夏休みは、東京都の葛飾区に位置する水元公園で特別な自由研究に挑戦してみませんか? 8月2日(土)には、親子向けのオニバス観察会が開催されます。このイベントでは、東京都の天然記念物に指定されている希少な水生植物「オニバス」を観察し、学ぶことができます。
オニバスとは?
オニバスは、スイレン科に属する一年草で、その特徴は大きな葉っぱと鋭いトゲです。葉の裏側や茎に生えるトゲは、植物の名前の由来ともなっています。かつては日本各地の池や沼で見られたオニバスですが、環境の変化によりその存在は減少し、現在では非常に貴重な植物となっています。水元公園内のオニバス群生地は、都内でも有数の自生地として知られ、多くの人々に親しまれています。
親子で楽しむ観察会
この観察会では、水元公園の職員がオニバスの生態や歴史、環境保全の重要性について分かりやすく解説します。参加者は、実際にオニバスが自生する「オニバス池」を訪れ、その雄大な姿を間近で観察することができます。この体験は、お子様の自由研究のテーマにもぴったりであり、親子で一緒に自然の神秘に触れ、学びを深める貴重な機会です。
イベントの詳細
- - 日時: 令和7年8月2日(土)午前10時00分~午前11時00分(集合時間は午前9時50分)
- - 集合場所: 水元公園 水辺の生きもの館前
- - 参加費: 無料
- - 定員・対象: 先着15名(事前申し込み制)、小学3年生以上(保護者同伴必須)
- - 内容: オニバスの生態解説、群生地の観察、質問コーナーなど
- - 服装・持ち物: 動きやすい服装、飲み物(熱中症対策用)、雨具(雨天時用)
この夏、水元公園でしか体験できない特別な体験を親子で楽しみながら、オニバスの観察を通じて自由研究を充実させることができます。自然の中で親子の絆を深め、貴重な学びの時間を過ごしましょう。
水元公園について
水元公園は、小合溜に沿って造られた、都内で唯一の水郷景観を持つ公園です。昭和50年まで、この地域は都立江戸川水郷自然公園に指定されていました。大小の水路が園内をめぐり、水郷の景観が作り出されています。公園内にはポプラ並木やメタセコイアの森、ハンノキなど、水辺の環境に適した樹木が多く生育しています。また、ハナショウブ、スイレン、コウホネといった様々な水生植物も見られます。
アクセス
- - 電車・バス: JR常磐線(金町)・京成金町線(京成金町)から東武バス「高須」下車、徒歩5分。
- - お車: 水元公園第2駐車場(水辺の生きもの館前)をご利用ください。
お問い合わせ先
水元公園サービスセンター 〒125-0034 東京都葛飾区水元公園3-2 TEL: 03-3607-8321
公式HPやSNSもチェックして、最新情報を確認しておきましょう。自分たちで出来る自由研究の一環として、親子で共に学び、楽しむ一日を過ごしてください。