方言アクセントエンターテインメント再放送
2024-07-11 12:02:44

「方言アクセントエンターテインメント~なまってんのは、東京の方かもしんねーんだかんな~」がSBSラジオで再放送!ギャラクシー賞受賞番組でアクセントの奥深さを探る

「方言アクセントエンターテインメント~なまってんのは、東京の方かもしんねーんだかんな~」は、2023年5月にSBSラジオで放送され、第61回ギャラクシー賞ラジオ部門の大賞、2023年日本民間放送連盟賞ラジオ教養部門を受賞した話題の番組です。7月14日午後2時から、SBSラジオで再放送されます。

この番組は、標準語と方言の関係について、独自の視点で考察しています。一般的に「なまり」は標準語からの変化と捉えられていますが、番組では、栃木・茨城・福島、宮崎の言葉に見られる「無型アクセント」が、日本語のアクセント体系の基礎となっている可能性を指摘しています。

番組では、SBSの野路毅彦アナウンサー、茨城弁の芸風で知られる芸人の赤プルさん、奈良大学教授の岸江信介さんが、それぞれの専門知識を活かして、アクセントの奥深い世界を探ります。

ギャラクシー賞では、「30年以上の経験を持つ野路アナウンサーだからこその着眼点、平易な語り口もあいまって、専門的な話が見事にエンターテインメントになりました」と評価されました。日本民間放送連盟賞では、「ローカルのラジオ局ならではのテーマ設定で、ゲストとのトーク、インタビュー、専門家の分析を交え、方言やアクセントについて楽しく学べる番組」として高く評価されました。

番組を企画・取材・ナレーションを担当した野路毅彦アナウンサーは、「原稿を的確に読むのがアナウンサーの仕事の軸ですが、今回初めて1時間の台本を書いてみました。触ったことのない機材を1人で回しながらのインタビューは、ホントに録音されているか? 不安でしたが、音質に難があったところは菊池さんが聴きやすく補正してくれました。そうした作り方で、あまり人数をかけずに、番組作りは素早くスタートが切れましたし、私自身の思いを曲げずに内容に盛り込めました。自分の可能性も広がった気がして今度は、方言にまつわるドキュメンタリーをテレビで作れないかと一歩を踏み出したところです。」と、番組制作の裏側を語っています。

「なまり」に対する新たな視点、そして日本語の奥深さを感じられる番組です。興味のある方は、ぜひ再放送をチェックしてみてください。

放送日時
2024年7月14日(日)午後2時~3時

聴取方法
・SBSラジオ本放送
・radikoのタイムフリー機能
・radikoプレミアムのエリアフリー機能


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