新虎安田ビルのシステム
2024-08-07 14:43:59

新虎安田ビルに導入された可視化システムの取り組みについて

新虎安田ビルにおける先進的デジタルサイネージシステム



2024年2月に竣工予定の新しい複合施設「新虎安田ビル」。このビルでは、株式会社Will Smartが提供するデジタルサイネージシステムが導入され、運用管理の効率化が図られています。本システムは、安田不動産が開発した建物オペレーションシステム「DX-Core」と連携し、電力使用状況や内部設備の稼働状況をリアルタイムで可視化するものです。

可視化システムの特長



提供されるシステムは主に二つに分かれています。まず一つ目は、建物オペレーションシステム「DX-Core」からデータを取得し、WEBページを生成する「WEBページ生成サーバ」です。このサーバは、ビル全体の電力使用量やエレベーターの稼働状況、各フロアの情報をAPI連携を通じて取得し、視覚的なコンテンツを生成します。

次に「Will-Sign」というデジタルサイネージ配信管理システムがあります。これは、生成したコンテンツをビル内のデジタルディスプレイに表示させるもので、遠隔での配信管理が可能です。こうすることで、異なる拠点での配信作業の負担を大きく軽減することができます。

災害時への対応



このシステムの最大の特長は、利用者の安全を確保するための機能です。災害時には、通常の電力使用量の表示からエレベーターの稼働状況や各フロアの災害情報を表示する画面に切り替えることが可能です。この変更により、異常があるフロアが一目でわかるデザインになっています。これにより、利用者は安心してビルを利用できるのです。

新虎安田ビルの背景



新虎安田ビルは、東京都港区新橋4丁目に位置し、地上14階建て、延床面積は25,819㎡という大規模な施設です。このプロジェクトは、環境配慮型の次世代スマートビルとしての開発が進められています。安田不動産はその取り組みの一環として、入居者に対する安定した情報提供の実現を目指し、清水建設の提供する「DX-Core」を活用したデジタルサイネージの導入を検討しました。

Will Smartによる導入



Will Smartは、2020年から安田不動産が運営する複合施設「ワテラス」にデジタルサイネージ配信システム「Will-Sign」を導入し、好評を得てきました。その評価を受け、今回の新虎安田ビルでも選ばれることとなりました。Will Smartは、テクノロジーを通して人や物の移動に関する課題解決を図る企業であり、顧客との対話を通じて社会課題に対応しています。

今後の展望



Will Smartは、今後も「移動を支える」テクノロジー企業として、人や物の移動にかかわるさまざまな課題を見つけ出し、デジタル技術を用いたソリューションの提供を進めていく計画です。また、交通機関の運行情報をリアルタイムで提供するサービスなど、顧客のニーズに応じたさまざまな提案を行っています。

詳しい情報については、Will Smartの公式ウェブサイトをご覧ください。これからも進化し続けるデジタル技術の未来に、注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社Will Smart
住所
東京都江東区富岡2-11-6HASEMAN BLDG 5-1
電話番号
03-3527-2100

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 港区 Will Smart 新虎安田ビル DX-Core

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