滋賀銀行、甲陽興産グループとの新たな資本提携
滋賀銀行(本社:大津市、頭取:久保田真也)が運営する投資専門会社、株式会社しがぎんキャピタルパートナーズは、「しがぎん事業承継ファンド」を介して、すはまホールディングス株式会社との資本業務提携を結びました。この提携は2025年10月31日を予定しており、滋賀県における産業廃棄物収集と運搬を行う甲陽興産グループとの強固な連携が期待されています。
甲陽興産グループの理念と目的
甲陽興産グループは、「ゴミハゼロの世界へ」というビジョンを掲げ、持続可能なサーキュラー・エコノミーの実現に注力しています。特に、PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物の適正処理においては、業界の先駆者として全国に展開しており、その豊富な知識と経験を活かして環境ソリューションを提供しています。このような背景から、今回の資本提携は双方にとって、新たな成長の機会をもたらすものとなるでしょう。
しがぎん事業承継ファンドの詳細
「しがぎん事業承継ファンド」は、20億円の総額を誇り、滋賀銀行とその投資専門子会社が出資しています。このファンドは、事業承継に関するニーズを有する企業に対して投資を行い、地域経済の活性化を図ることを目的としています。知られざる土地の企業が新たな可能性を追求する機会を与えるこのファンドの存在は、地域にとって重要な要素となっています。
未来に向けた地域貢献
滋賀銀行と甲陽興産グループの提携は、地域貢献の新たな一歩となります。両者は、サーキュラー・エコノミーの推進を通じて、資源循環型社会の構築を目指しています。それによって、持続可能性を追求し、地域の課題解決にも取り組むことが求められます。
また、「三方よし」と呼ばれる滋賀銀行のパーパスの下、地域におけるポジティブインパクトの創出やネガティブインパクトの低減を実現するために努力を続ける意向を明らかにしています。このように地域との連携を深め、共に発展する姿勢は、地域経済のさらなる成長が期待される要因の一つです。
最後に
この資本業務提携により、滋賀銀行と甲陽興産グループは互いの強みを活かしながら、新たな価値の創造と地域経済の発展に向けてさらなる成果をあげることを目指しています。今後の展開がどのようになるのか、地域に住む人々も注目しているでしょう。持続可能な未来に向けた一歩となるこの提携は、滋賀県にとって重要なシンボルとなることを期待しています。