川崎市オリジナル食育紙芝居が誕生
川崎市は、市制100周年を迎えるにあたり、様々な記念事業を通じて地域の魅力を発信しています。その一環として、これまでの歴史や特産品をテーマにしたオリジナル紙芝居「みんなおいしい!かわさきのあじ」が完成しました。この紙芝居は、保育園職員が手作りで制作し、食育に力を入れた内容となっています。
食育の重要性
子どもたちを対象にした食育活動は、食に対する興味や理解を深めるために非常に重要です。この紙芝居では、市内で生産される農産物「かわさきそだち」や、地元の郷土料理について楽しく学ぶことができるストーリーが展開されています。例えば、紙芝居の中で川崎の歴史を巡るキャラクターがタイムマシンを使って江戸時代や100年前の川崎に訪れ、特産品クイズや給食の紹介を行います。
プロジェクト概要
このプロジェクトを推進したのは、幸区保育総合支援担当の保育士・清水敬子さんと河原町保育園の栄養士・西川千晶さんです。彼らが手がけた紙芝居は約300部が作成され、市内の保育施設や図書館に配布されます。また、読み聞かせ会や紙芝居の貸し出しも行われる予定で、子どもたちにとって身近な形で郷土の味を学ぶ機会が提供されます。
参加イベントの開催
また、オリジナル食育紙芝居の完成を記念して、特別なイベントも開催予定です。2025年2月17日に多摩区の保育・子育て総合支援センターで行われ、0歳から就学前までのお子さんとその保護者を対象としています。イベントでは、実際に紙芝居の紹介や読み聞かせが行われるほか、川崎産の農産物を試食する機会も設けられています。
開催詳細
- - 日時: 2025年2月17日(月)11:00~11:40
- - 会場: 多摩区保育・子育て総合支援センター
- - 参加費: 無料
川崎市の今後に向けて
川崎市は、この食育活動を通じて郷土の魅力をさらに広め、多くの人々に川崎を好きになってもらうことを目指しています。また、これをきっかけに、行政と地域の住民が協力し合って新たな取り組みを進めていくことが期待されています。
市制100周年という節目を迎えた川崎市は、次の100年に向けた新たなスタートを切る準備を整えています。記念事業「Colors,Future!Actions」を通じて、地域の特性を大切にしながら「新しい川崎」を創造していく姿勢が印象的です。
川崎市の未来に向けた取り組みは、私たち一人ひとりが参加することのできるものであり、地域全体がより豊かになることを願っています。