環境配慮の新たな試み
木村工業株式会社は2024年8月より、環境と人々に優しい工事を開始します。この取り組みは、マンションの大規模修繕及びリニューアル工事に特化したもので、業界に新しい基準を設けることを目指しています。
背景
近年、企業の社会的責任(CSR)が取りざたされるなか、建設業界においてもESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みが求められています。特に、気候変動対策や持続可能な都市開発は、全世界に共通する重要なテーマです。こうした状況下で、環境への負荷を軽減するための取り組みが急務とされています。
これまでの工事現場では、廃棄物の発生やエネルギーの浪費によるCO2排出が大きな課題でしたが、木村工業はこの問題を解決するために今回の工事方法を見直しました。その結果として、持続可能性を高めるための工事を行うことを決定しました。
取り組み内容
木村工業の新しい工事方法は、法律を遵守するだけでなく、持続可能性向上を実現するための多岐にわたる施策を導入します。具体的には、以下のような取り組みを行います。
- - 太陽光パネルの導入:現場内の電源を太陽光で賄うことで、エネルギー消費を削減します。
- - 脱炭素資材の使用:事業に必要な資材については、環境に優しい選択肢を積極的に取り入れます。
- - 廃棄物の削減:梱包レス資材を利用し、廃棄物の発生を抑制します。
- - 地域貢献:工事現場周辺での植樹活動を行うことで、地域の環境改善にも寄与します。
- - 車両のEV・HV化:流通する車両を電動化することにより、環境負荷を低減します。
- - カーボンオフセット:CO2排出量を相殺するために、カーボンオフセット権を購入します。
- - 廃材リサイクル:廃材の3R(リデュース・リユース・リサイクル)活動を強化します。
人への配慮
工事に従事する人々に対しても配慮は欠かせません。具体的には以下の取り組みを計画しています:
- - 健康管理:熱中症チェッカーや健康管理システムを導入し、作業員の安全を確保します。
- - 教育制度:外国人労働者への配慮を行い、多言語対応の研修を実施します。
- - 情報公開:工事内容を透明にするための情報公開体制を整備します。
- - 緊急対応:災害時に備えたAEDの設置や、地域への電力供給体制を整えます。
今後の見通し
木村工業は、この環境配慮に基づく新しい工事方法を全工事現場に順次展開していく予定です。これにより「建物の価値を護り、高め続ける」という企業理念を体現していくことが目指されています。
また、取り組みの成果を定量的に測定し、その結果を一般公開することで、業界全体の持続可能性向上にも寄与していく考えです。これを通じて、社会全体に良い影響を与えられる企業として成長していくことを切に願っています。
採用情報
木村工業では、現在現場監督などの採用を行っています。関心のある方は、ぜひお問い合わせください。
木村工業公式サイト
会社概要
木村工業は、昭和15年の創業以来、マンションや商業施設、公共施設を通じて幅広い建築物において塗装や大規模修繕工事を行っています。これまでに東海エリアで3000件以上の実績を誇り、今後もより持続可能な建設方法を追求してまいります。