沖縄そばの日
2024-10-17 04:44:24

沖縄そばの日、我部祖河食堂が世界最高齢夫婦として認定!

沖縄そばの日を祝って、我部祖河食堂がギネス世界記録に認定!



10月17日は「沖縄そばの日」として、沖縄の食文化を讃える特別な日です。そして、今年のこの日、名護にある「我部祖河食堂」が注目を浴びています。同店の店主である金城源治さん(95歳)と文子さん(97歳)が、「働く夫婦世界最高齢」としてギネス世界記録®に認定されたのです。二人を合わせた年齢は192歳で、その数値は時代を超えた沖縄の食文化の象徴と言えるでしょう。

我部祖河食堂の歩み


我部祖河食堂は1956年に創業されました。そのルーツは、金城夫妻が精肉店を営んでいた頃に遡ります。余ったソーキ(豚のアバラ骨)をどうにか活用したいという思いから、小学校の校長との雑談で生まれた「ソーキそば」のアイディアがきっかけとなったのです。その日の即席試食を経て、我部祖河食堂で提供される「ソーキそば」が誕生しました。

このシンプルな発想が地元の名物として定着し、その後の沖縄そば文化の発展に寄与してきました。沖縄本土復帰や海洋博、NHKドラマ『ちゅらさん』などさまざまな時代背景の中で、ソーキそばは沖縄の誇りとして多くの人々に親しまれています。

金城夫妻の挑戦


金城夫妻は、料理人として持続的に働き続けられる姿勢が評価され、ギネス世界記録の申請に挑戦しました。夫婦で3年間の期間を経て、公式に認定されることが決まりました。今年の6月には申請が承認され、9月には正式な証明書も受け取り、改めてその偉業が周知されることとなったのです。

沖縄そばの文化と我部祖河食堂の役割


有限会社まあさんど(我部祖河食堂)は、名護を中心に9つの店舗を展開し、沖縄の食文化を発信し続けています。従業員数が80名を超える現体制でも、金城夫妻は厨房や接客で元気に働く姿を見せています。彼らの姿に感銘を受けた多くの従業員は、沖縄の大衆食堂文化を次世代に受け継ぐべく、日々努力しているのです。

特に、我部祖河食堂が提供する元祖ソーキそばは、地元の人々はもちろん、観光客にも愛され続けています。店舗で提供される料理には、金城夫妻とその背後にある歴史と文化が詰まっており、味わうことができる特別な一皿となっています。

結びに


沖縄そばの日に、我部祖河食堂がギネス世界記録に認定されたことは、沖縄の食文化が今も生き続け、多くの人々に愛されていることを証明しています。金城夫妻のこれまでの努力とその情熱は、私たちに「美味しい食事は人々をつなぐ力がある」ということを思い出させてくれます。今後も沖縄の食文化が豊かであるよう、我部祖河食堂とそのスタッフが地域と共に歩んでいくことを期待しています。


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会社情報

会社名
有限会社まあさんど
住所
沖縄県沖縄市上地4-20-1
電話番号
098-989-9823

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