JBSのISO 20000認証
2015-01-20 15:30:33

JBS、Microsoft System Center活用でプライベートクラウド環境にISO 20000認証取得

JBS、Microsoft System Centerで構築したプライベートクラウド環境がISO 20000認証を取得



株式会社JBSが、Microsoft System Centerを活用して構築した自社向けの検証・開発環境用プライベートクラウドが、ITサービスマネジメントシステムに関する国際規格であるISO 20000認証を取得しました。2015年1月20日に行われた認証授与式では、その高い評価が認められました。

このプライベートクラウド環境は、System Centerの5つの主要機能、すなわちITサービス管理、構成管理・更新管理、運用管理(稼働監視・ログ収集)、仮想環境一元管理、そしてセルフサービスポータルによって支えられています。これらの機能が連携することで、ISO 20000の厳しい要求事項を満たす高い品質と安定性を確保することに成功しました。

さらに、JBSは、このオンプレミス環境にMicrosoft Azureを組み合わせたハイブリッドクラウド構成へと展開を進めています。これは、企業ITにおける大きなトレンドであり、オンプレミス資産とクラウド資産を有効に活用するハイブリッドクラウドは、今後のIT運用においてますます重要性を増していくでしょう。しかし、ハイブリッドクラウドでは、IT資産が分散することで運用管理が複雑になるという課題もあります。JBSは、System Centerを活用することで、この課題を克服し、統合された運用管理を実現しています。

JBSグループは、エクシン・ジャパンよりITILに関する教育事業者認定を取得しており、ITIL研修サービスも提供しています。この専門知識とSystem Centerを活用した経験を活かし、顧客企業に対して効果的なIT投資を支援するサービスを提供していくとしています。

今回のISO 20000認証取得に対して、関係各社からも高い評価が寄せられました。日本マイクロソフト株式会社からは、System Centerがハイブリッドクラウド運用管理ツールとして進化していること、そしてJBSの認証取得がその有効性を証明するものとして歓迎するコメントが発表されています。また、認証審査機関であるBSIグループジャパン株式会社からは、JBSのトップマネジメントの強いリーダーシップと組織全体の意識の高さが高く評価されました。さらに、株式会社EXIN JAPANからも、JBSの迅速なITIL教育体制の構築と、顧客への価値提供を重視する社内文化の醸成が評価されています。

JBSは、今回のISO 20000認証取得を足掛かりに、高度なITサービス管理技術と、顧客ニーズに応じた柔軟なサービス提供を通じて、顧客企業のIT戦略を支援し、更なる発展に貢献していくことを目指しています。 この成功は、JBSの技術力と、Microsoft System Centerの高い性能を証明するだけでなく、ハイブリッドクラウド時代のIT運用管理における新たなベンチマークとなるでしょう。今後のJBSの動向に注目が集まります。

JBSの概要

代表取締役社長:牧田幸弘
設立:2013年9月2日
売上高(連結):286億円(2014年9月期)
社員数(グループ全体):1,523名

JBSは、日本ビジネスシステムズ株式会社などグループ各社を統括する持ち株会社として、グローバルな視点に基づいた経営戦略、管理、マーケティング機能を担っています。日本ビジネスシステムズ株式会社は、マイクロソフトプラットフォームを中心としたITソリューションを提供するシステムインテグレーターとして、高い評価を得ています。

会社情報

会社名
日本ビジネスシステムズ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-23-1虎ノ門ヒルズ森タワー16F
電話番号
03-6772-4000

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