朗読劇『あの日その前その後』とは?
演劇集団ごきげん一家が、特別公演として朗読劇『あの日その前その後』を開催します。日付は2025年3月12日(水)で、宮城県南三陸町の震災伝承館「南三陸311メモリアル」が会場となります。
この朗読劇は、東日本大震災を経験した様々な世代や性別の南三陸町民の震災体験を基に語り継がれるものです。2016年から続く「聴く演劇プロジェクト」の一環として実施されており、参加者からの直接の証言を元にして脚本が構成されています。新たにテキストを書くことなく、かつての出来事についての思いをそのままの言葉で表現することを大切にしています。
開催の背景と意義
この公演は、「あの日」をじっくりと思い出す機会として企画されており、震災の記憶を風化させないための大切な役割を担っています。参加者たちの実際の言葉を通じて、私たちが暮らす日本で起こった出来事を知る手助けとなるのです。
南三陸311メモリアル
公演の会場である「南三陸311メモリアル」は、震災伝承館として整備されており、町民の証言をもとに防災・減災についての理解を深めるために作られています。この場所での公演は、地域の人々の思いをより強く感じることができる特別なものになるでしょう。
公演の詳細
南三陸公演
- - 開催日時: 2025年3月12日(水)18:30 開場/19:00 開演
- - 場所: 南三陸311メモリアルラーニングシアター (宮城県本吉郡南三陸町志津川五日町200番地1)
- - 料金: 無料
- - 定員: 30名
- - 申し込み: 申込専用フォーム(締切:3月9日)
また、東京での公演も予定されています。
東京公演
- - 開催日時: 2025年3月14日(金)19:30-21:00
- - 会場: 東京都中央区内施設予定(詳細はお申込みの方へご案内します)
- - 料金: 無料
- - 申し込み: 申込専用フォーム(締切:3月11日)
プロジェクト参加メンバー
この特別な朗読劇には、多様なメンバーが参加しており、それぞれが持つ思いを形にするために活動しています。共同体験や意見交換を通じて、より深い理解を生むことが期待されています。協賛として一般社団法人ボランティア東北ファミリアが関わり、舞台の音楽やデザインなども専門家が手掛けています。
ごきげん一家について
「ごきげん一家」は、2018年に設立された団体で、宮城県南三陸町に演劇という文化を届けるために、毎年現地での公演を行っています。また、南三陸の特産品の販売などを行いながら地域とのつながりを深めています。私たちのミッションは、「ごきげんに生きる人を増やすこと」。その思いを胸に、公演を通じて多くの人々にメッセージを届けています。
お問い合わせ
お問合せは、下記までお願いします。
震災の記憶を風化させないために、ぜひこの朗読劇にご参加ください。