ダイビル株式会社における「Beacapp Here Pro」導入事例
ダイビル株式会社は、2023年12月にオフィスのリニューアルを行い、そこで「Beacapp Here Pro」という屋内位置情報サービスを導入しました。この導入は、現代の働き方に適応するための重要な一歩となっています。
背景
ダイビル株式会社は総合不動産ディベロッパーとして、オフィスビル事業に多くの実績を持つ企業です。しかし、コロナ禍によって働き方が大きく変わる中、従来の島型・固定席のオフィススタイルが本当に最適なのか悩むようになりました。そこで、社内プロジェクトが立ち上がり、業務効率を高めるためにオフィスのリニューアルを進めることに決定しました。
リニューアル段階では、20社から30社の他社事例を視察し、それぞれの働き方を検討した結果、グループアドレスという新たなコミュニケーション手法を採用することにしました。これにより、部署内外での情報共有がよりスムーズに行えるようになりました。
導入の効果
「Beacapp Here Pro」の導入によって得られた最大の効果は、対面でのコミュニケーションの活性化です。従来、電話やメールでのコミュニケーションが主流でしたが、今では相手がどこにいるかを簡単に確認し、直接会話を行うことができるようになりました。これにより、チーム間の連携が強化され、必要な時間に必要な人と話すことができるようになっています。
さらに、他の拠点の社員と連絡をする際も、相手の在席状況を「Beacapp Here」で確認し、より円滑な連携を実現しています。これにより、オフィス間の連携がスムーズになり、業務の流れが改善されているとのことです。
今後の展開
ビーキャップは今後も様々な企業の活用事例を公開し、働き方改革やオフィスの活用に関する情報を提供していく方針です。特に現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することで、効率的かつ快適な働きやすい環境を実現し、企業の競争力を高める手助けをしていくことを目指しています。
会社概要
株式会社ビーキャップは、2018年に設立された企業で、屋内位置情報サービス「Beacapp Here」を開発・運営しています。また、ビーコンや各種センサーを活用したアプリケーションの開発も行っています。所在地は東京都中央区日本橋堀留町にあり、代表取締役社長は岡村正太氏です。
ウェブサイトにもっと詳しい情報が掲載されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。