新潟県とアニメ「転生したらスライム」で子育て移住促進プロモーションが始動

新潟県とアニメのコラボ：子育て環境をアピール

新潟県が人気アニメ「転生したらスライムだった件」とタッグを組み、子育て世代に向けたプロモーションを展開することが決定しました。この企画は、1月15日（水）からスタートし、「子育てに優しい新潟県」をテーマに、首都圏の子育て世帯へ新潟の魅力を発信していきます。

子育てに優しい新潟県とは

新潟県は、全国でもトップクラスの子育て支援を実施しています。地域の子育て支援拠点の数が全国1位であり、待機児童数はゼロを達成。そして、1歳児に対する保育士の配置は国の基準の2倍と、手厚いサポートが整っています。これらの取り組みで、新潟県は「子育て先進県」として知られています。しかし、少子化が進行し、合計特殊出生率が過去最少の1.23という危機的状況にあることから、今後の対策が求められています。

「子育てに優しい新潟県」実現に向けた取り組み

新潟県は、経済的負担の軽減、結婚支援、育児環境の整備を柱に、多方面で支援を強化しています。「こむすび県にいがた」のロゴやキャッチコピーも作成し、子育て世代に向けての情報発信を進めています。

地方移住への関心の高まり

最近、特に20代の間で地方移住への関心が高まっています。コロナ禍を経て、首都圏に住む若者たちが新たな生き方を求め、地方への移住を希望する声が増えています。新潟県も、この流れを受けて子育てに優しい環境を広く知らしめることで移住促進に取り組んでいます。

コラボの背景

「転生したらスライムだった件」のストーリーには、主人公が異世界で国造りをする要素があり、移住や新たな生活のスタートを描いています。このテーマが新潟県の子育て環境の魅力をアピールするためのプロモーションにフィットしたことから、コラボレーションが実現しました。また、アニメに登場するキャラクターが新潟の特産品「魚沼産コシヒカリ」に感動するシーンが描かれる等、地域との結びつきも強化されています。

プロモーションの詳細

このプロモーションには、いくつかの注目ポイントがあります。

1. オリジナル描き下ろしキービジュアル では、新潟県の背景を活かした中でキャラクターたちが新たな生活を楽しんでいる描写が展開されます。

2. 「子育てに優しい新潟県こむすびフェア2025」 が開催されます。1月28日から2月2日の期間、新潟県の取り組みや魅力を紹介する展示ブースが設けられます。

3. Xフォロー&ハッシュタグキャンペーン では、公式X（旧Twitter）を通じたプレゼントキャンペーンが行われ、オリジナルビジュアルを用いた記念アイテムが贈られます。

4. オリジナル動画の配信 により、新潟の子育て環境の魅力を視覚的に理解してもらえるコンテンツが制作されます。

5. 特設サイトの開設 では、具体的な取り組みや魅力をまとめています。

「転生したらスライムだった件」について

この作品はWEB小説を原作に、アニメ化やコミカライズもされるなど、大人気の転生エンターテイメントです。全世界で発行部数は4,500万部を超え、アニメの視聴数も30億回を突破しています。

新潟県と「転生したらスライムだった件」のコラボレーションは、地域の魅力をより多くの子育て世代に伝える良い機会となりそうです。新しい生活を考える方へ、新潟の温かい風土と子育て支援の内容を感じてもらえることでしょう。