2024年度平和募金贈呈式を開催
生活協同組合パルシステム埼玉は、2024年度「平和募金」の贈呈式を12月13日(金)に行うことを発表しました。この式典は、埼玉県さいたま市浦和区にある活動施設「ぱる★てらす」で開催され、午前10時から正午までの予定です。
「平和募金」の意義とは
パルシステム埼玉は、2002年から毎年一回、戦争や貧困に苦しむ人々のための国際支援として「平和募金」を実施してきました。寄せられた募金は、同じ地球上に住む人々が人間らしく暮らせる地域社会を作るために使用されます。コーヒー1杯の金額から簡単に参加できるこの活動は、23年間で延べ4,000万円以上の寄付を集め、さまざまな支援活動に役立てられています。
最新の募金結果
2024年度の募金は、7月15日からの6週間にわたって行われ、延べ2,819名から総額2,330,055円の寄付が寄せられました。この金額は、12月13日の贈呈式で4つの助成団体に送られます。贈呈式では、参加する各団体からその年の支援活動や現地の状況についての報告が行われ、実際にどのように募金が活用されているのかを直接聞くことができる貴重な機会となるでしょう。
助成先団体の紹介
今年度寄付金の受け取り先となる団体は以下の通りです。
- - 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
- - 認定特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会
- - 特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン
- - 認定・特定非営利活動法人国際協力NGO・IV-JAPAN
これらの団体はいずれも国際的な視野でさまざまな支援活動を展開しており、募金がどのように役立てられるのか直接聞くことができるのが贈呈式の大きな魅力です。
地域との連携と今後の展望
パルシステム埼玉は、利用者とともに「平和」の大切さを考え続けてきました。そして、今後もさまざまな団体と協力することで、さらなる支援を目指して活動していく方針です。地域に根ざした取り組みが、より多くの人々に「平和」の価値を浸透させていくための重要な一歩となるでしょう。
12月13日の贈呈式は、単に募金を渡すだけのイベントではなく、全員が参加し、共に考え、共に学ぶ場です。「平和募金」を通じて、私たちがどのように支援できるのか、一緒に考えてみませんか。
ぜひ、現地に足を運び、パルシステム埼玉が進める国際支援活動の一端に触れてみてください。