クラウド経営管理システム「Loglass」とのAPI連携の重要性
このたび、株式会社ログラスが提供するクラウド経営管理システム「Loglass」が、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)のクラウド財務会計システム「勘定奉行クラウド」とのAPI連携を開始しました。この連携は、2024年7月に締結されたパートナー契約に基づき実現したものです。
従来、経理部門が利用する財務会計システムから、経営企画部門が用いる予算策定・予実分析システムへデータを連携する際には、CSVファイルを用いた手作業のデータ加工が必要でした。これにより、データの正確性を維持しつつも迅速な経営管理が難しいとされていました。そこで「Loglass」は、API連携によりこの課題を解決することにしました。これにより、経理部門と経営企画部門のシステム間でのデータ連携が自動化され、業務効率が大幅に向上するのです。
API連携の効果と利便性
新たに実装されたAPI連携により、「勘定奉行クラウド」で管理される実績データが、「Loglass」内に自動収集できるようになります。この機能により、企業は迅速かつ正確な予実分析、プロジェクトや製品ごとの損益分析、さらには実績データに基づく将来予測のシミュレーションが行えるようになりました。週次単位での予実分析が行われる企業も多く、API連携による大幅な業務効率化が実現されるでしょう。
また、複数の事業や子会社がある企業でも、APIを通じて自動的に実績データが収集されるため、各部門の協力を一層強化することが期待されます。これにより、企業全体の運営をよりスムーズに行うことができます。
「勘定奉行クラウド」とは
「勘定奉行クラウド」は、主に中堅・中小企業をターゲットにしたSaaS型の財務会計システムです。このシステムは最新の法改正や税制に自動で対応し、経理業務の効率化と正確性を実現します。伝票処理や決算業務もクラウド上で完結させることで、経理部門の業務負荷を軽減し、効率的な運用を可能にしています。さらに、他の奉行シリーズや外部システムとの連携を通じて、データの一元管理と活用を支援し、企業のバックオフィスDXを推進しています。
ログラスのミッション
株式会社ログラスは、「良い景気を作ろう」というミッションのもと、データ経営の新しい在り方を模索し続けています。「Loglass」シリーズでは、経営管理、IT投資、販売計画、人員計画、さらには成功を引き出すパートナーシップを提供しています。今後も、企業がより効率的に運営できるよう、随時連携可能な財務会計システムを拡充し、ユーザー企業の業務効率化とスピーディなデータ活用を支援してまいります。
結論
Loglassと勘定奉行クラウドのAPI連携は、企業にとって大きな価値を提供することが必至です。データを自動的に取り込み、迅速な分析や業務の効率化を促進するこの連携は、今後のビジネスシーンの中で欠かせない要素となるでしょう。企業の成長を支援するために、さらなる取り組みが期待されます。