企業のDX推進を加速する『企業データ活用トータルソリューション』
2025年7月10日、株式会社パーソルビジネスプロセスデザイン(以下、パーソルBP)と株式会社ユーソナー(以下、ユーソナー)は、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を加速するため、「企業データ活用トータルソリューション」(以下、本サービス)を提供開始します。これは、顧客データの統合や営業戦略の強化を目指すもので、特に営業活動における生産性の向上をサポートします。
営業の属人化とデータ活用の重要性
変化の著しいビジネス環境において、多くの企業が営業活動の属人化に直面しています。これは、特定の営業担当者に依存することによって、効率的な営業が行えなくなることを意味します。この課題を克服するためには、データの利活用が不可欠です。本サービスでは、データ基盤の構築から外部システムとの連携、さらにデータ活用のための各種コンサルティングを一括して提供するため、企業の営業戦略を強化し、データドリブン経営の実現を目指します。
パーソルBPの専門性
パーソルBPは、マーケティングやセールス、コンサルティング、さらに生成AIやデータサイエンスに精通したスペシャリストを擁しています。2019年からは「データ統合・データベース設計支援」を通じて、多くの企業において営業活動の生産性向上を実現してきました。また、生成AIを活用することで、業務の効率化や無人化を進め、業務プロセス全体のデジタル化をサポートしています。
[データ統合・データベース設計支援]が提供する内容については、パーソルBPの公式サイトで詳しく紹介されています。
ユーソナーの強み
ユーソナーは、1990年に設立されて以来、企業のデータに関する課題解決を行ってきました。国内の法人企業データを基盤とする顧客データ統合ソリューション「ユーソナー」は、全国820万の拠点情報を網羅しています。このサービスは、Salesforceをはじめとする各種SFA、CRM、MAツールとの連携が可能で、多くの企業におけるビジネス戦略を支えています。
また、ユーソナーは企業情報や名刺管理アプリ、登記情報のダウンロードサービスなどの様々なクラウドサービスを提供し、顧客のニーズに応えています。
トータルソリューションの概要
新たに開始される本サービスの特長は、データ基盤の構築や外部システムとの円滑な連携を含む点です。「SFAを導入しているが活用できていない」「データを活用した営業戦略を検討している」という企業向けに、データの収集から分析、活用方法の提案までを一貫して行います。パーソルBPの専門家が顧客の抱える課題を洗い出し、最適な営業戦略の策定を支援します。
両社のコメント
ユーソナー営業本部長の池田氏は、「企業データの可能性を追求し、新たな価値を創造できることを嬉しく思います。データは経営資源の一つであり、その活用が企業にとって重要です。」と述べています。
また、パーソルBPの執行役員、泉氏は、「データ解析やコンサルティングの強みを生かし、企業の営業・経営活動を支援できることに意義を感じています。」とコメントしました。
ウェビナーのお知らせ
本サービスのローンチにあわせ、共催ウェビナーも開催されます。タイトルは「“データドリブン経営”を実現!データ基盤整備で実現する営業DXと生産性向上の最新手法」で、2025年7月16日に開催されます。詳細はパーソルBPの公式サイトで確認できます。
おわりに
パーソルビジネスプロセスデザインとユーソナーの協業が持つシナジーは、企業における営業戦略の進化を促進し、データドリブンでの経営を実現する大きな一歩となるでしょう。これにより、多くの企業が抱える課題を解決し、成長を持続可能にすることが期待されています。