モンゴルに上陸する日本の味、一汁おにぎりの挑戦
株式会社一粒万福は、東京都大田区に本社を置く飲食企業で、おにぎり専門店「一汁おにぎり 一粒万福」を運営しています。最近、彼らは新たな挑戦として、モンゴルの首都ウランバートルにおいて、フランチャイズによる海外第一号店「Tokyo Onigiri Ulaanbaatar」のオープンを発表しました。オープン日は2025年3月10日とし、モンゴル市場に本格的に参入することになります。この新しい店舗は、モンゴルで初めての日本式おにぎり専門店となるのです。
モンゴルの新たな味覚の提供
新設される店舗では、「サーモンアボカドユッケ」や「すき焼き」など、日本では人気の高いメニューを提供する一方、モンゴル特有の食文化にも配慮したオリジナルメニューも用意しています。モンゴルの人々の味覚を考慮し、肉料理などを独自に開発することで、現地のニーズに応える姿勢を見せています。
また、一番の看板メニューである「和風えびマヨ」もメニューに加え、モンゴルの風味と日本の伝統的な味を融合させた斬新な料理を展開する予定です。これは、さまざまな食文化が混じり合う新たな食体験を提供することを目指しています。
フランチャイズ展開の意義
一粒万福では、フランチャイズ(FC)加盟店の募集も開始しました。国内外でおにぎりを通じて日本の食文化を広めたいと考える法人を対象に、開業支援や運営ノウハウの提供など、手厚いサポート体制を整えています。飲食業をすでに展開している企業や、異業種からの新規参入を希望する法人にも、安心して挑戦できる環境を提供することを目指しています。
“一粒万福”の理念
「一粒万福」という社名には、「一粒から、世界にこぼれ落ちるほどの福を」という願いが込められています。おにぎりを通じて人々に幸福を届けるという理念のもと、心を込めたおにぎりを提供することを追求しています。
早川由華のビジョン
代表取締役の早川由華(29歳)は、以前はキヤノンマーケティングジャパンに勤めていましたが、27歳の若さで株式会社一粒万福を設立しました。日本の美しさや文化に魅了された彼女は、自身の事業を通して日本の良さを広めることを目指しています。飲食業界未経験ながらも、情熱をもってこのビジネスに取り組んできました。さらに、メディア出演も多く、2024年にはTBSやフジテレビ、日本テレビに登場するなど、注目を集めています。
最後に
一汁おにぎり 一粒万福は、日本の伝統的なおにぎりを通じて身体と心を満たす体験を世界に広げていくことを目指しています。モンゴルでの新たな挑戦が成功を収め、さらに世界中におにぎりの味と文化が広がることを期待したいです。