パーソルホールディングス、未来のキャリア形成に貢献する白書作成に参画

パーソルホールディングスが未来のキャリア形成に寄与

業界の未来を考える上で重要な「はたらく未来白書2025」が近日中に発表されます。この白書は、パーソルホールディングス株式会社が「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」の一員として参画した成果をまとめたもので、企業と個人の新たな関係性に焦点を当てています。グループビジョンとして「はたらいて、笑おう。」を掲げる同社は、人的資本の最大化を目指す新たな組織モデルの構築を推進しています。

キャリアオーナーシップとは

「キャリアオーナーシップ」という言葉は、個々の社員が自分自身のキャリアを主体的に形成し、この活動が企業の成長にもつながるという考え方を指しています。このコンセプトの重要性を確認するため、パーソルホールディングスは2024年度に48社・団体と共に研究活動を展開します。これにより、企業と働く個人の相乗効果を図ろうという流れが生まれています。

白書の内容

今回の「はたらく未来白書」では、参画企業が直面する課題を9つのテーマに分け、具体的な解決策を11の活動成果としてまとめています。これにより、企業がキャリアオーナーシップを推進し、自部署の優れた人材を活用するための実践的な知見が得られます。

分科会の活動

特に、「C/O人材を育成・活用できる組織のつくり方」分科会は、キャリア形成を支援するための働きかけがどのように行われているかを深く掘り下げています。具体的には、全社的な意識改革やマネジメント層への教育、さらには自発的なキャリア形成を促進するための施策が検討されています。

企業と個人の新しい関係性

これらの研究を通じて、企業側はただ職務を提供するだけでなく、働く人々の成長を支援していくことが求められています。企業は多様な働き方を認め、個人の意欲を引き出すような環境を整えることが、お互いにとっての価値を高める原動力となるのです。これにより、自律的なキャリア形成が進み、企業の持続的成長も促進されることでしょう。

パーソルのビジョン

パーソルホールディングスは、2030年までには人々の可能性を広げることを目指しています。100万人のより良い「はたらく機会」を創出することを強調し、人材派遣からBPO、設計・開発に至るまで、多岐にわたるサービスを展開しています。特に、「ミイダス」や「シェアフル」等、新しい領域にも積極的に取り組む姿勢が伺えます。