富士薬品と龍ケ崎市の新たな連携協定
2025年7月29日、株式会社富士薬品が茨城県龍ケ崎市と健康増進に関する包括連携協定を締結しました。この協定により、富士薬品は龍ケ崎市と協力し、地域住民の健康づくりをサポートすることを目的とした5つの具体的な取り組みを実施します。協定締結式が龍ケ崎市役所で行われ、富士薬品の高柳昌幸社長や市長の萩原勇氏が出席しました。
具体的取り組み内容
富士薬品は健康増進に向け、以下の5つの柱を中心に活動します。
1.
セルフメディケーションの推進
配置薬の営業員は、登録販売者としての専門知識を活かし、対面でOTC医薬品の適正使用や生活習慣病について情報提供を行います。これにより、地域住民の健康意識の向上を目指します。
2.
健康情報の提供
季節ごとの疾患予防や事故防止に関する情報を営業員が直接提供し、チラシ配布やドラッグストア店舗への啓発ポスター掲示を行います。また、市営イベントへの参加やセミナーの実施も検討しています。
3.
高齢者の見守りサービス
高齢者がいる家庭を訪問し、声かけや相談対応を行うほか、健康診断への参加呼びかけや徘徊者の捜索協力も行います。異常を察知した場合は、速やかに市に報告し、地域社会の安全を守ります。
4.
防災・災害対策事業
定期的に市の公共施設に配置薬を設置したり、災害発生時には避難所へ無償で医薬品を提供します。営業員は、防災情報を地域に届け、啓発活動も行います。
5.
その他の必要な事業
以上の目的を達成するために協議し、必要な措置を具体的に展開します。
協定締結の背景
龍ケ崎市では「共に支え合い、誰もが健康に暮らせるまちづくり」を目指す「龍ケ崎みらい創造ビジョンfor2030」が策定され、地域住民の健康づくりと防災強化が進められています。この中で、富士薬品の配置薬販売業務が地域の健康支援に寄与できることが評価され、連携協定が結ばれました。これにより、富士薬品は27件目となる自治体との協定を締結しました。
富士薬品の使命
富士薬品は1930年に創業し、医薬品販売、ドラッグストア、調剤薬局、医薬品製造、研究開発を行う複合型医薬品企業です。「とどけ、元気。つづけ、元気。」というスローガンのもと、地域住民の健康を支援しています。また、現在、全国に1,273店舗のドラッグストアを展開し、若干1500軒の家庭に配置薬サービスを提供中です。
今後、この連携協定を通じて龍ケ崎市の健康づくりを後押しし、地域の活性化に尽力していくことを明言しています。
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