テイクアンドギヴ・ニーズが2年連続でPRIDE指標ゴールドに認定
婚礼サービスを手掛ける株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(本社:東京都品川区)は、LGBTQ+に関する職場の取り組みを評価する「PRIDE指標2025」において、最高評価の「ゴールド」に再び選ばれました。この認定は、昨年に続くものであり、同社の継続的な努力が実を結んだ結果です。
LGBTQ+支援への取り組み
テイクアンドギヴ・ニーズは、婚礼事業を通じて多様性を尊重し、すべての方が幸せな一日を迎えられるよう取り組んでいます。2014年に始まったLGBTQ+関連の社内研修は、その一環です。同社は、性自認や性的指向を問わず、すべての従業員やその家族が平等に配慮されるよう、福利厚生や社内規定を改訂してきました。
また、LGBTQ+の理解促進に向けてさまざまな施策を実施しています。Forbes JAPANが発表した「時代をつくる50歳以上の女性50人」に選ばれた村木真紀氏が社外取締役としてその活動を支援するなど、外部との連携も強化しています。
PRIDE月間の活動
今年の6月には、PRIDE月間に合わせた特別なプログラムを導入しました。e-learningセッションを実施し、社内の多様性と包摂(DE&I)に関する取り組みを広めるための動画を配信しました。また、LGBTQ+アライステッカーを配布し、社員の理解を深める機会を提供しました。
このように、社内のDE&Iコミュニティを活用した意見交換会を開催するなど、LGBTQ+に特化した対話の場を提供しています。
社外活動の拡大
さらに、関西の地域イベントにも積極的に参加しています。2025年に開催予定の大阪・関西万博では、ウーマンズ・パビリオンでのDE&Iに関する講演を行い、関西大学主催の体験型イベントにはブースを設け、多くの人々にこの取り組みを広げる努力をしています。コンラッド東京ホテルでのDE&Iトークセッションにも登壇し、実践的な知識を共有しています。
今後の展望
PRIDE指標での認定は、社員が多様性について自発的に考え、行動する大きなきっかけとなっています。会社としては、LGBTQ+支援の輪をさらに広げ、社内外を問わず理解促進が求められています。テイクアンドギヴ・ニーズは、これからも多様性に富んだ社会の実現に向けて、様々な背景や価値観を持つ顧客や従業員が自らを表現し、安心して生きられる環境作りに努力していく方針です。
PRIDE指標2025について
「PRIDE指標」は、2016年に作成された、LGBTQ+が働きやすい職場づくりを目指すための日本初の評価指標です。5つの要素、すなわちPolicy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)によって構成され、各要素に対して所定の要件を満たすことで得られる点数によって、企業や団体がゴールド、シルバー、ブロンズの評価を受けることができます。
テイクアンドギヴ・ニーズの今後の取り組みに注目です。彼らの努力が、他の企業や組織にも良い影響を与えることでしょう。