射水市の「エビデイ!Beach」で海を満喫!
2025年7月21日から8月17日まで、富山県射水市の海老江海浜公園にて、一般社団法人とやまミライラボが主催する「エビデイ!Beach」が開催されました。本イベントは、県民が海と親しむ機会を提供し、次世代へ美しい海を引き継ぐことを目的としています。ここでは、さまざまなアクティビティやワークショップが用意され、来場者は海に対する理解を深めることができました。
イベント概要
6週間にわたって行われた「エビデイ!Beach」では、毎週異なるテーマに沿ったコンテンツが展開されました。その中には、学びの場を提供するトークイベントや、自由研究を楽しめる工作体験、アートセッションなどが含まれていました。これにより、幅広い年齢層の来場者が海について学ぶ機会が提供されました。
魚好きが集まる「海トーク!さかな好きナイト」
中でも特に盛り上がったのは、7月24日に開催された「海トーク!さかな好きナイト」でした。このイベントでは、ユーモア溢れるお笑い芸人・ハットリさんが登場し、東京海洋大学の大屋進之介博士とのトークが展開されました。魚に関する替え歌や即興イラスト対決、さらには魚についての熱いトークが飛び交い、参加者は笑いながら魚好き同士で楽しむことができました。
子ども向けの工作イベントも大好評
また、子どもたちに向けた「コドモデパート」イベントが開催され、自由に素材を組み合わせて工作ができる機会を提供しました。このイベントでは、100種類以上の素材を用意し、子どもたちは自由な発想で作品を作ることができました。完成した作品は、ナイトミュージアムで展示され、特別な体験となりました。
海の生き物観察会で自然を肌で感じる
7月31日には「海の生き物観察会」が行われ、参加者は砂浜で実際に海の生き物とのふれあいを体験しました。魚津水族館の飼育員が海老江の海に生息する生物について解説し、小さなスナガニを探す活動が盛り上がりました。参加者は新しい発見をしながら、海の生き物に興味を持つようになりました。
夕日をバックに心地よいライブ
8月9日に行われたスペシャルライブは、海に沈む夕日に魅了されながら音楽を楽しむひとときでした。アーティストたちの心地よい演奏が響く中、ナイトマーケットも同時開催され、訪れた家族連れやカップルが賑わいました。多くの店が出店し、賑やかな雰囲気の中で買い物や食事を楽しむことができました。
ビーチクリーンで海に感謝を
イベントの最終日、8月17日は「芸人お笑いビーチクリーン」が行われました。海を守る重要性を再認識するために、参加者たちはビーチを清掃し、マイクロプラスチックや漂流物を取り除く作業に取り組みました。最後には笑いを交えて、富山湾に感謝の気持ちを表しました。
参加者の声
参加者たちは、「素敵な夏の思い出をありがとうございます」と感謝の気持ちを表し、来年もこのようなイベントが続いてほしいと思いを寄せていました。海子供たちが自由に学び、自然を楽しむことができる場が提供されたことは、地域にとっても貴重な経験となりました。これからも、海とのふれあいを大切にしていきたいものです。
団体の取り組み
一般社団法人とやまミライラボでは、県内の豊かな海を未来へと引き継ぐべく、海と人をつなげる様々な活動を展開しています。海の環境問題についても意識を高め、若い世代を中心に海洋教育を進めていくことに力を入れています。このような活動が一層進むことで、次世代に美しい海を残すことができると信じています。