CBREが三井物産アセットマネジメントへのデータセンター売却を支援
最近、CBRE(シービーアールイー)株式会社が三井物産株式会社の完全子会社である三井物産アセットマネジメント・ホールディングスへのハイパースケールデータセンターの売却に関する支援を成功裏に行いました。この取引の背後には、デジタル社会の進展とともに、データセンターの需要が急速に増加している背景があります。
売却の過程とCBREの役割
CBREは、神奈川県に位置する約20MW規模の稼働型ハイパースケールデータセンターの売却を手がけました。クライアントからの依頼を受けて、会社の専門家チームが数量・質・スピードの全てを考慮したマーケティングプランを策定。このプランをもとに、CBREの金融サービス部門であるインベストメントバンキングが主導し、売買仲介部門と連携しながら、潜在的な買い手を探し出し、入札をまとめる作業を行いました。
最終的に、国内外の機関投資家が組成を検討しているデータセンターコアファンド向けのシードアセットとして、三井物産アセットマネジメントへの売却に成功しました。この成功は、CBREの戦略的なアプローチと堅実なマーケティング活動の成果です。
デジタルインフラとしての重要性
デジタル化の加速により、データセンターは現代社会における不可欠なインフラとされています。新型コロナウイルスの影響により、リモートワークやオンラインサービスの利用が普及する中、データセンターの需要はますます高まりました。CBREはデータセンターのアドバイザリーにおいて市場のリーダーとして活動しており、デジタル社会の実現に貢献するために、魅力的かつ戦略的な不動産取引機会の創出を目指しています。
CBREと三井物産アセットマネジメント
CBREは、1970年に設立された日本法人として、全国規模で不動産に関するアドバイザリー・サービスを展開しています。三井物産アセットマネジメントのような重要なパートナーと協力し、先進的な不動産ソリューションを提供していくことが求められています。
これにより、投資家に対する優れた利益を生み出しつつ、企業の不動産ポートフォリオにおける競争力を高めることに貢献しています。
今後もCBREは、データセンター開発や投融資に関するサービスを推進し、変わりゆく市場に対応していく意向です。デジタル化が進むこの時代において、我々の活動はより重要な意味を持つことでしょう。
お問い合わせ先
キャピタルマーケット インベストメントバンキング
アソシエイトディレクター 遠藤 俊二郎
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電話: 080-3013-8939
- - キャピタルマーケット インベストメントプロパティ本部 インダストリアルグループ
アソシエイトディレクター 中島栄一
メール:
[email protected]
電話: 070-2192-3303
CBREについて
CBREグループは、ダラスを本拠地とし、140,000人以上の従業員を擁する世界最大の事業用不動産サービスおよび投資顧問会社です。全国9拠点にわたり、不動産の購入・売却・賃貸借に関する幅広いサービスを提供しており、企業の競争力を高めるためのサポートをしています。