サイバー攻撃対策を学べる「第9回セキュリティ教育サミット2025」が開催
LRM株式会社(本社:兵庫県神戸市)は、情報セキュリティ教育クラウド「セキュリオ」を提供しており、2025年7月16日(水)に「第9回セキュリティ教育サミット」をオンラインで開催することを発表しました。このイベントのテーマは「最新のサイバー攻撃とインシデント事例から学ぶ必要な対策と実践的なセキュリティ教育」です。このサミットでは、著名な専門家が集結し、サイバー攻撃の最新情勢や効果的な教育手法について多角的に解説する予定です。
近年のサイバー攻撃の動向
昨今、サイバー攻撃はますます巧妙化しており、企業や組織に多大な危害を及ぼす可能性があります。情報漏えいの発生は企業の信頼を一瞬で失わせ、損害賠償や事業の継続に深刻な影響を及ぼします。さらに、単純な人為的なミスや内部からの不正といった要因も無視できません。このサミットでは、さまざまな専門家によって、サイバー攻撃の実情や情報漏えいの実例、そして効果的な対策と教育方法について議論されます。
登壇者と講演内容
徳丸 浩氏(イー・ガーディアングループ CISO)
「i 今オンライン証券で起きていること~認証の重要性と今できる対策~」
この講演では、パスワード認証の現状や、オンライン証券での認証システムの脆弱点について解説します。認証はセキュリティの根幹であり、特にインターネットを介したサービス利用における重要性が強調されます。
上原 哲太郎氏(立命館大学教授)
「レジリエントな情報システム~インシデントにどう備えるのか~」
不正アクセスなどの事故に対する備えが必要であることを指摘し、事業継続計画における情報システムの事故対応の重要性について議論されます。
蔦 大輔氏(森・濱田松本法律事務所 弁護士)
「企業が負うべきサイバー攻撃対策の法的義務」
法的な義務としてのサイバーセキュリティ体制の整備や情報管理の重要性を解説し、具体的な法令に基づく義務を示します。
林 郁也氏(日本シーサート協議会 運営委員長)
「やらされ感」セキュリティの構造と脱却~文化アプローチと実践事例~」
セキュリティ教育に対する「やらされ感」をどうにかし、効果的な実践法を提案します。
坂本 幸三氏(グローバルセキュリティエキスパート株式会社)
「まさか!に備えるインシデント対応訓練のすすめ」
突然のサイバー攻撃に備えるための訓練の必要性を説明します。
藤居 朋之氏(LRM株式会社 取締役COO)
「セキュリティ教育の必要性と各組織における取り組み状況」
企業が直面する人に起因するセキュリティ課題や、具体的な教育の取り組みについて詳しく解説します。
志田 憲保氏(LRM株式会社 情報セキュリティコンサルタント)
「内部要因/内部不正による情報漏えいの事例と対策」
内部不正がどのように発生し、どのような対策が有効かを具体的な事例を元に説明します。
参加方法
本サミットは無料で参加でき、オンライン(Zoom)で視聴可能です。参加希望者は、
こちらの特設ページからお申し込みできます。申請は開催日当日の開始時間まで受け付けており、途中参加や退出も可能です。
LRM株式会社について
LRM株式会社は「Security Diet」を企業理念として、情報セキュリティに関する専門知識を提供しています。約2,000社の導入実績があり、情報セキュリティ教育やコンサルティング事業を展開し、多くの企業に安全な情報管理をサポートしています。セキュリティに関する懸念が高まる中、人材育成や教育の重要性がますます注目されています。