PINECONE Holdingsが大東環境科学の株式を譲受
PINECONE Holdings株式会社が、岩手県盛岡市に本社を構える環境コンサルタント企業、株式会社大東環境科学の株式を譲受したことを発表しました。この譲受は、持続可能な社会構築を目指す両社の新たなスタートを意味します。大東環境科学は1972年に設立され、地域に根ざした環境保全に努めてきました。
大東環境科学の背景
大東環境科学は、「人と自然が調和した豊かな環境づくりに寄与する」という理念を掲げ、様々な環境調査・測定を行う専門企業です。水質や大気、土壌、騒音、振動、アスベストなど、多岐にわたる分野で高度な分析技術を持ち、地域のニーズに応じたサービスを提供しています。宮城県仙台市にも営業所を持ち、官民問わず多くの顧客から信頼され続けています。
PINECONEの哲学
PINECONEは、社会の基盤を支える中小企業に対する長期的な支援を行うシリアルアクワイアラーとして活動しています。その企業の理念、「Bridge to the Future(未来への架け橋)」に基づき、持続可能な成長を追求し、企業の自主性や独立性を尊重した上での支援を行っています。2023年の事業開始以来、伝統工芸や福祉機器に強みを持つ企業をパートナーとして迎え入れ、社会貢献に努めてきました。
環境市場の発展
近年、日本の環境産業は成長を続けており、2022年には約118兆円に達しています。この市場の発展には、科学的な調査・分析を重視する大東環境科学の役割が欠かせません。特に2050年の脱炭素社会の実現に向けた取り組みが求められている中で、同社の持つ技術や人材、地域とのネットワークを最大限活用して、PINECONEは持続可能な未来を創出していく所存です。
共同代表からのメッセージ
PINECONE Holdingsの共同代表であるアンドリュー・チョウ氏と服部周作氏は、大東環境科学との資本業務提携について「地域密着型のサービスを提供する大東環境科学と共に、環境保全活動をサポートし、持続可能な社会に向けて価値を生み出していきたい」と語っています。これにより、ユーザーのニーズに応えながら、未来の世代に持続可能な社会を引き継ぐための架け橋を構築していくことが期待されます。
会社概要
株式会社大東環境科学
- - 設立: 1972年8月25日
- - 所在地: 岩手県盛岡市
- - 代表者: 小山 克也
- - 事業内容: 環境測定、環境アセスメントなど
- - 公式サイト: 大東環境科学
PINECONE Holdings株式会社
- - 設立: 2024年1月
- - 所在地: 東京都中央区
- - 代表者: アンドリュー・チョウ、服部 周作
- - 事業内容: 中小企業への投資・経営支援
- - 公式サイト: PINECONE Holdings
この取り組みが地域に根ざす企業の成長を促し、持続可能な社会の実現に繋がることを期待しています。