株式会社アンビリアルは、バーチャル音楽ライブ配信プラットフォーム「topia」において、Live2Dモデルを用いた配信機能をリリースしたことを発表しました。これにより、ユーザーはスマートフォン1台で、Live2Dモデルを使って歌配信を行うことが可能になります。
これまでtopiaでは、3Dアバターによる配信が中心でしたが、今回のアップデートにより、Live2Dモデルを用いた配信も可能となりました。Live2Dモデルを使用することで、より個性的な表現や細かい動作を表現することができるため、より魅力的な配信を実現できます。
Live2D配信を利用するには、事前にLive2Dデータをアップロードする必要があります。現在、Live2D配信を希望する場合は、専用フォームからの申し込みが必要となります。運営からの承認後、データアップロードと内容確認が行われ、配信が可能になります。
Live2D配信では、アバター配信で提供されている機能のほとんどを利用できます。カラオケ機能やリスナーからの歌唱リクエスト、ギフト、収益化、イベントへの参加、コラボ配信、カラオケルーム配信、プライベートモードでの配信など、幅広い機能が利用可能です。もちろん、配信中にアバターとLive2Dモデルを切り替えることもできます。
topiaは、個性豊かなVライバーが歌配信を行うスマートフォンアプリで、毎日2000人以上のユーザーが利用しています。Vライバーとリスナーは、コメントやコラボ通話、歌のリクエストを通じて、交流を楽しむことができます。
topiaの特徴として、2万曲以上の楽曲が歌い放題、自分らしさをアバターで表現できること、イベントが盛りだくさんであることが挙げられます。
アンビリアル代表取締役の前原幸美氏は、Live2D配信機能のリリースについて、「topiaはバーチャルな多様性のある場所を目指しており、Live2D配信はその第一歩です。これまで、アバターでは表現しきれない理想の姿を求めていた方も、これからはLive2Dで活動できます。また、YouTubeで活動しているVTuberにとっても、topiaは新たな楽しみ方を提供する場となります。」とコメントしています。
今後は、Live2D以外にも、オリジナルの3Dキャラクターやイラストなど、様々なバーチャルな姿で配信できるよう計画されています。さらに、自分の3Dモデルを持っていないユーザーも、バーチャルな音楽ライブを開催できる場を作る取り組みも進めており、年内の発表を目指しています。
topiaは、これからも進化を続け、ユーザーそれぞれの理想を生きられる場所を目指していくとのことです。