中小企業向けIoTサービス「amnimo sense beta」の登場
1. IoT導入の必要性と課題
近年、IoT(モノのインターネット)の利用が増加し、様々な産業に変革をもたらしています。特に、企業はデータをリアルタイムで収集・分析し、業務効率を向上させるための手段として、IoTを積極的に取り入れています。しかし、大企業に比べて中小企業は、必要なIT人材の不足や、新規事業に対する投資が困難であるという課題を抱えています。これにより、IoTの導入が進まない状況が続いています。
2. 「amnimo sense beta」の特徴
アムニモは、このような中小企業のニーズに応えるため、手軽に利用できるIoTサービス「amnimo sense beta」を6月11日より開始しました。このサービスは、基本機能がパッケージ化されており、月額1,000円(税別)からの料金で簡単に利用できます。特に注目なのは、利用状況に応じた課金制が導入されている点です。
3. サービスの内容
「amnimo sense beta」では、センサーによるデータ取得、通信、運用、監視、セキュリティなど、IoTに関わる必要な機能が包括的に含まれています。専門知識がなくても、簡単な設定でサービスを利用開始できるため、初めてIoTを導入する企業でも安心です。
また、サービス提供時には、固有のデジタル証明書が発行されるため、安全性の高いデータ通信が確立されます。これにより、企業は安心してIoTを活用できる環境が整います。
4. 独自開発のデバイスと活用事例
アムニモは、独自に開発した低消費電力のエンドポイントデバイスも提供しており、長期間にわたりデータを取得し続けることが可能です。また、顧客がIoT機器を効率的に利用できるよう、現在「amnimo sense」を用いた活用事例をウェブサイトにて紹介しています。
具体的なレシピとしては、温度監視、CO2濃度調整、在庫管理等が挙げられ、これらの活用手順が詳細に説明されています。
5. 今後の展望
さらに、アムニモは株式会社イワキとの協業により、「pump guard」という新しいサービスを検討しています。これは工場やプラントでの異常監視を主な目的とし、故障を未然に防ぐための取り組みです。今後もさまざまなデバイスやAPIの追加を通して、「amnimo sense beta」の機能拡充を進めていく予定です。
アムニモは、「お客様の課題解決に素早く対応」「創意工夫を大切に」「パートナーと共に成長を目指す」を企業理念に掲げており、「amnimo sense beta」を通じて中小企業の発展に寄与することを目指しています。これからのIoTの進化に期待が高まります。
会社概要
アムニモ株式会社は、東京都武蔵野市に所在地を持ち、2018年に設立。 Industrial IoT アーキテクチャを活用したサービスを提供しており、資本金は9,000万円です。代表取締役社長は谷口功一氏です。
【お問い合わせ先】
アムニモ株式会社 広報
TEL:0422-52-6779
E-mail:
[email protected]
「amnimo sense beta」は、今後も進化を続け、新たなビジネスシーンを切り開く可能性を秘めています。