健康経営の最新事情
2025-04-11 11:38:28

健康経営に見る企業の未来:セミナーでの最新情報と実績

健康経営に見る企業の未来:セミナーでの最新情報と実績



2025年3月19日、株式会社インテグリティ・ヘルスケアが主催した健康経営セミナーが日本橋ライフサイエンスハブで開催され、多くの参加者が集まりました。このイベントは、企業の健康経営における最新の動向や実践事例を示す素晴らしい機会となりました。

当日のセミナーには、経済産業省のヘルスケア産業課の橋本泰輔課長が基調講演を行い、健康経営の現状と将来の方向性について語りました。橋本氏は、特に労働市場における健康経営の影響について触れ、調査によると、約6割の就職活動中の学生や転職者が健康経営を実施している企業を選ぶ際の重要な要素としていることを明らかにしました。

さらに、ホワイト500認定企業日立システムズの中川英世氏も登壇し、同社の健康経営の実践における成功事例を紹介しました。中川氏は、面接を受けた学生の約8割がホワイト500に認定されている点を重視して企業を選んだと述べ、これが企業の信頼性を高める要因であることを具体的に示しました。

この日、400名以上が事前に登録し、参加する関心の高さが伺えます。セミナーでは、国の健康経営政策についての詳しい解説とともに、各企業の具体的な取り組みの事例も示され、参加者のモチベーションを高めました。

さらに、セミナー終了後に行われたアンケートからは、157名の参加者の82%が、同社が提供するリモート企業内診療所「Smart One Health」に強い興味を示したことが判明しました。この結果は、企業が従業員の健康の管理に対する関心が非常に高いことを表しています。

また、自社の健康経営に関与する人事や総務、労務担当者に対する調査でも、39%の人が「積極的に取り組んでいる」と回答した一方で、47%が「少しずつ取り組み始めている」と答えるなど、まだまだ課題が残されていることも浮き彫りになりました。

セミナーで調査された具体的な施策では、特に「労働時間の適正化」が多くの企業で実施されていました。これは、近年の働き方改革が大きな影響を与えていることが考えられます。

一方で、「メンタルヘルス対策」や「生活習慣病の重症化予防」への取り組みは、企業によってばらつきが見られました。特に積極的に取り組んでいる企業では、これらの副次的施策についての実施率が高いことが分かり、企業の健康経営に対する意識の差が浮き彫りになりました。

株式会社インテグリティ・ヘルスケアは、健康経営の推進を支援するために、以下の4つの観点を重視しています:
1. 課題の把握 - 健診データの一元管理を通じて、従業員の健康リスクを早期に察知する。
2. フォローアップ強化 - 健診結果に基づく健康指導を実施する。
3. ヘルスリテラシー向上 - 健康管理の意識を高めるための教育を行う。
4. 受診環境の整備 - オンライン医療などの利便性を向上させる。

これらの取り組みを「しくみ」として企業に定着させることで、健康経営を一歩進めることを目指しています。また、リモート企業内診療所「Smart One Health」は、従業員が健診後にスムーズに医療を受けられる環境を整えるサービスです。

最後に、株式会社インテグリティ・ヘルスケアは、テクノロジーと医療を融合した未来の医療の実現を目指しており、健康経営の支援を通じて企業の成長を促進させます。今後の活動にも注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
株式会社インテグリティ・ヘルスケア
住所
東京都中央区築地3-12-5+SHIFT TSUKIJI 4階
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。