大洋図書が新たに誕生させたWEBまんがサイト『栞』
2024年11月1日12時、株式会社大洋図書が手掛けるオールジャンルのWEBまんがサイト『栞』が華々しくオープンしました。『栞』は、さまざまな漫画ジャンルの作家たちによる魅力的な作品を楽しむことができる場所として、これまでのマンガファンだけでなく、幅広い読者層にアプローチすることを目的としています。
初回ラインナップの多彩な作品たち
オープン初回には、多彩な作家陣が揃った作品がラインナップされています。例えば、著者の幕良木ねむるが手掛ける「極彩ラプソディ」では、元殺し屋のお兄さんと復讐を誓う少女が繰り広げるクライムアクションとラブコメディが交錯します。こちらの作品は、今までにない新視点からのストーリー展開が魅力です。
また、いくたはなによる「竜と龍の結婚」では、元敵同士の王女と皇女が新しい生活を進めていく様子が描かれており、ファンタジー要素を加えた百合漫画として注目されています。特に、互いの成長を支え合う描写は感動的です。
さらに、佐岸左岸による「ハンケチーフ持って、タイムマシーン待って、ラストシーン黙って、」では、居酒屋で働く主人公が謎の男・可児と出会うことで展開する物語が展開され、どこかミステリアスな雰囲気が漂います。
高山繭の「そして、乙女は花開く」は、生理の不調から婦人科医であるいとこの勤務する病院を受診した主人公が卵子凍結を提案されるという、現代の女性に響くテーマを扱っています。輝きたい女子に向けたきらめきラブストーリーとして、共感を呼ぶこと間違いなしです。
最後に、mememeの「ロックンロール」では、高校生の真山と佐山の友情と成長を描いた物語が展開され、幼なじみ同士の微妙な感情が繊細に表現されています。特に、青春の葛藤と友情の深まりが心に響きます。
『栞』が目指すもの
『栞』は、さまざまな漫画ジャンルに属する編集者たちによって新設されたレーベルで、各ジャンルに収まらない「おもしろい」を発信する場を目指しています。「生活のすき間にはさんで、目印とする『栞』。明日の誰かの1ページ」というメッセージが込められています。これからの生活の中で、日常に挟まれることで、何気ない瞬間が特別な記憶となっていくことを願っているのです。
全国各地の漫画ファンの皆さま、ぜひこの新たなプラットフォーム『栞』で多種多様な作品を体験してみてはいかがでしょうか。