総合不動産サービス大手JLLは、ドイツの不動産投資ファンドのエイエム・アルファ・カピタールフェアヴァルトゥングスゲゼルシャフトmbH(AM Alpha Kapitalverwaltungsgesellschaft mbH、以下AMアルファ)と三井物産リアルティ・マネジメント株式会社(以下MBRM)との間で行われた「Alpha Prime東陽町」の売買取引において、アドバイザーとして支援を行いました。
「Alpha Prime東陽町」は、東京都江東区に位置する2024年1月竣工のRC造10階建、総戸数174戸の大規模新築賃貸マンションです。建築物の省エネルギー性能を評価するBELSの最高ランクである5スターを取得済みで、環境への配慮が評価されています。最寄り駅の東京メトロ東西線東陽町駅から徒歩10分というアクセス抜群の立地も魅力です。東陽町駅から日本橋駅までは電車で約7分、大手町駅までは約9分と、都心部へのアクセスも良好です。単身者やDINKS層をターゲットとしており、高い賃貸需要が見込まれています。
JLLキャピタルマーケット事業部チームヘッド高橋雅之氏は、「レジデンシャルは、収益の安定性と足元の高い賃料上昇率を背景に国内外の投資家が強い投資意欲を持っているアセットタイプです。なかでも、環境・省エネ認証を取得している物件は現状多くありませんが、今回ヨーロッパの投資家であるAMアルファ様がBELSの5スターを取得済みで希少性の高い本物件をご売却されるにあたり、この点を高く評価されたMBRM様組成ファンドの優良資産への投資ニーズとうまくマッチングさせることで取引が実現しました。この度、両社のご支援ができたことを嬉しく思います。JLLは今後も、レジデンシャルをはじめとした様々なアセットタイプについて、国内外の投資家の売買取引をご支援して参ります。」と述べています。
JLLは、世界80カ国で展開し、従業員約108,000名を擁するグローバルな不動産サービス会社です。オフィス、リテール、インダストリアル、ホテル、レジデンシャルなど、様々な不動産の賃貸借、売買、投資、建設、管理などのサービスを提供しています。JLLは、企業目標として「Shape the future of real estate for a better world(不動産の未来を拓き、より良い世界へ)」を掲げ、お客様、従業員、地域社会、そして世界を「明るい未来へ」導くことを目指しています。
今回の「Alpha Prime東陽町」の売買取引は、環境認証を取得した物件への投資ニーズの高まりと、JLLのグローバルネットワークと専門性を活かしたマッチングによって実現しました。今後、JLLは、レジデンシャルをはじめとする様々なアセットタイプにおいて、国内外の投資家のニーズに対応し、不動産市場の発展に貢献していくことが期待されます。