松戸のレモンが旬を迎える
千葉県松戸市で、レモンの収穫が最盛期を迎えています。この地域で20年以上の栽培の歴史を誇る“松戸のレモン”は、新松戸の住宅街に広がる「鵜殿シトラスファーム」で育てられています。
多彩な柑橘類
ここでは約10種類の柑橘が育てられており、中でも「優レモン」が看板商品として特に人気です。優レモンは酸味がマイルドで、皮も薄いため料理に皮ごと使えるのが特徴です。さらに、最近注目されているのは日本生まれの新品種「璃の香」。この品種は果汁が豊富で種も少なく、手軽に楽しめると評判です。また、「ライムクワット」や「ベルガモット」といった個性的な柑橘もあり、どれもそれぞれの香りや味わいが楽しめます。
松戸の気候のメリット
松戸のレモン栽培は約30年前に始まりました。当初は、鵜殿さんが園芸店で残った苗を植えたことをきっかけに、今や多くの人に愛されるレモンとなりました。新松戸の住宅街がもたらすヒートアイランド現象が、このレモン栽培を支えているのです。夜間も温度が下がりにくいため、寒さに弱いレモンにとってもありがたい環境となっています。
また、昨年設置した自社井戸が夏場の乾燥を克服し、安定した水分供給を可能にしました。これにより樹木の健康が保たれ、果汁がたっぷり詰まった大きな実が育っています。
鵜殿シトラスファームの取り組み
鵜殿シトラスファームを運営する鵜殿崇史さんは、2022年の猛暑での経験を生かして井戸を掘り灌水を行っています。これが効果を発揮し、今年は作柄が良好で消費者からも高い評価を受けています。彼は「お客様との距離を縮め、身近な都市農業を目指して頑張ります」と語っています。
松戸のレモンを楽しむスポット
松戸の旬のレモンを味わうための直売所「MONPE」も見逃せません。新鮮な柑橘が直接購入でき、無添加の果物を楽しむことができます。住所は千葉県松戸市新松戸6-16です。営業は9月中旬から2月下旬までで、月曜は定休日となっています。
さらに、併設されたカフェ「M+」では、ベルガモットを使ったミルクティーなどのフレッシュドリンクを提供しています。また、鵜殿シトラスファームで作られた優レモンを使用したレモンケーキを販売する「パティスリーハヤトヤマ」も人気です。
まとめ
松戸のレモンは、そのユニークな栽培環境と高い品質でますます注目されています。地元の農業を支える人々の努力とアイデアによって育まれたこの美味しいフルーツを、ぜひ一度味わってみてください。