OpenStreet、事業開発SUMMITでの挑戦
2023年12月18日、大阪市のシティプラザ大阪において開催された『事業開発SUMMIT(新規事業 大会議2025 in大阪)』に、OpenStreet株式会社が参加しました。このイベントは、Sansan株式会社が主催し、業界のリーダーたちが一堂に会する場となりました。
イベントの概要
本イベントのテーマは「事業開発力を、つぎの日本のスタンダードにする」とされ、2日間にわたって新規事業についての討論が行われました。OpenStreetの代表取締役社長、工藤智彰氏は、パネルセッションに登壇し、他の業界のリーダーたちとともに、レガシー産業へのイノベーションを目指す新たな取り組みについて議論しました。
パネルセッションの内容
工藤氏は、ohpner株式会社の土井健氏、株式会社GA technologiesの阿部悠紀氏、株式会社リブ・コンサルティングの坊将徳氏と共に、「レガシー産業にイノベーションをもたらす新たなプロダクトを社会に浸透させる事業開発のリアル」と題したセッションを1時間にわたって行いました。このセッションでは、各社の事業紹介や、事業開発における成功体験、そして直面した課題についての貴重なエピソードがシェアされました。
特に、工藤氏は「HELLO CYCLING」と「HELLO MOBILITY」の2つのプラットフォームの具体的な事例を挙げながら、どうやって新しい移動手段を通じて社会に価値を提供していくのか、そのプロセスについて詳しく語りました。
OpenStreetのビジョン
OpenStreetは、シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」とシェアモビリティプラットフォーム「HELLO MOBILITY」を通じて、MaaS(Mobility as a Service)を促進しています。このプラットフォームは、全国どこでも自転車を借りたり返したりすることを可能にし、利便性の高い移動手段を提供しています。
HELLO CYCLINGの利用方法
利用者は、まず「HELLO CYCLING」アプリをダウンロードし、無料会員登録後にステーションの検索や自転車の予約・決済を行うことができます。全国に設置されたステーションから、自分の都合にあわせて自転車を借りて返却できる便利な仕組みです。料金については、自転車の種類や地域によって異なるため、利用前に公式サイトでの確認が推奨されています。
HELLO CYCLINGホームページ
HELLO CYCLINGアプリダウンロード
まとめ
OpenStreetが提案する新たな移動手段は、レガシー産業におけるイノベーションの象徴です。今回の事業開発SUMMITでの経験を基に、今後更なる展開が期待されます。地域に密着したサービスを通じて、持続可能な都市の実現に寄与するための挑戦が続くことでしょう。