茶の湯とチーズの道
2025-12-05 17:04:40

パルミジャーノ・レッジャーノと茶の湯が紡ぐ「道」の精神の交流

パルミジャーノ・レッジャーノと茶の湯の出会い



2025年11月28日、東京都内の茶室で、特別な茶会が開催されました。このイベントは、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会の主催で日本の伝統文化とイタリアのチーズ作りの心を結びつける「パルミジャーノ・レッジャーノ 道」の新たな提案を打ち出しました。茶の湯の精神を理解し、パルミジャーノ・レッジャーノの魅力を広めるあたらしい試みとして、多くの文化人や著名人が一堂に会しました。

この茶会では、金継ぎ哲学者であるジョージ・稲木氏が正客として参加し、茶道裏千家養和会の味岡宗靖氏が亭主を務めました。二人の対話を通じて、茶道とパルミジャーノ・レッジャーノに共通する「道」の精神が探求されました。収集された情報に基づき、訪れたゲストたちは日本の伝統文化とイタリアの製造哲学の橋渡しを体験しました。

イベントの流れとプログラム内容



今回の茶会では、千利休の精神を感じさせるテーマ「茶の湯の道」と「ものづくりの心」を掲げました。特筆すべきは、青山の老舗和菓子店「紅谷」とのコラボレーションによって、パルミジャーノ・レッジャーノを使用した和菓子「得牛」が提供されたことです。この和菓子は、羽二重餅にチーズをねり込み、独特の食感と風味を楽しむことができる仕上がりとなっています。ゲストたちは、茶道の精神「和敬清寂」とともに、パルミジャーノ・レッジャーノの魅力に触れました。

さらに、参加者にはパルミジャーノ・レッジャーノの24ヶ月熟成チーズのテイスティングも行われ、その背景や生産者のこだわりを学びながら味わいました。これにより、参加者たちは北イタリアの伝統的製法によるチーズの奥深さを体験しました。

対話の中で見えた「道」の思想



茶会では、ジョージ・稲木氏と味岡宗靖氏が、茶道とパルミジャーノ・レッジャーノに繋がる哲学について熱く語り合いました。稲木氏は「パルミジャーノ・レッジャーノは、熟練の職人によって厳格な規定のもとに作られており、その質の高さは長い歴史に裏付けられている」と語り、味岡氏は「日本の茶道には自己を磨く精神が根付いており、互いを高め合う文化が存在する」と述べました。

「和敬清寂」の理念に則って、今回の茶会では参加者同士の交流が促進され、初対面の方々も「パルミジャーノ」「茶道」の話を通じて心の距離を縮めました。稲木氏は、茶道のもてなしの心がイタリアのパルミジャーノ・レッジャーノにおける「贈り物」の文化とも共鳴していると語りました。

イベントの印象と今後の展望



茶会の中で参加者は、茶道とパルミジャーノ・レッジャーノが異なる国に根付いていながらも、同じ「道」を追求していることに感銘を受けました。茶道の基本理念が、パルミジャーノ・レッジャーノの生産哲学とも繋がることを実感しました。このイベントが新たな文化の交流を生むきっかけになればと強く願います。

このような特別な茶会の開催は、今後も継続される可能性があり、茶道やチーズ作りの新たな価値を見いだす場となることでしょう。これにより、異文化間の理解を深め、より豊かな経験を共有できる機会が増えることを期待しています。


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会社情報

会社名
パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会
住所
Via Kennedy, 18, 42124 - Reggio Emilia - Italia
電話番号

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