2025年版岐阜県住みここちランキングが明らかに
大東建託株式会社が実施した「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2025<岐阜県版>」の結果が発表されました。この調査は、住民の居住満足度を直に反映するものとして、多くの注目を集めています。今年のランキングでは、驚くことに本巣郡北方町が6年連続で1位の座を維持しました。
住みここちランキングの詳細
1位に輝いた本巣郡北方町は、岐阜市へのアクセスが非常に良好です。特に国道303号を通じて直接つながり、さらに充実したバス網があるため、岐阜市内や名古屋市への交通の利便性が高いのが大きな魅力です。加えて、近年では土地区画整備が進み、住環境が整っているため、人口密度も高いまま安定しています。
2位には加茂郡川辺町が躍進しました。昨年は10位に留まっていましたが、住宅地の新築が増加する自然豊かなこの町が評価され、今年は2位へと上昇しました。3位は不破郡垂井町で、こちらも安定的な人気を誇っています。
住みたい街ランキングも振り返る
続く「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2025<岐阜県版>」では、名古屋市が4年連続で1位を獲得。名古屋はその商業圏や教育環境、交通の便など多くの要素が評価され、安定した人気を持ち続けています。2位は岐阜市、3位には東京23区が入り、各務原市も昨年の8位からランキングを上げて5位になりました。
調査によると、岐阜県の居住者の74%が現在住んでいる街を評価していることが分かり、「住みたい街が特にない」と答えた人は56.1%に達しました。これは昨年からの流れを引き継いだもので、住んでいる街への愛着や評価の高さを示しています。
住みここちの因子別順位も注目
ランキングの詳細には静かさや治安、親しみやすさ、物価といった因子別順位も含まれています。静かさと治安のトップには加茂郡白川町、物価に関しては揖斐郡揖斐川町と揖斐郡池田町が高評価を得ています。それぞれの因子での評価は、住民の生活満足度を考える上で非常に重要です。
調査の実施方法と背景
この調査格は、株式会社マクロミルの登録モニターを対象にしており、2021年から2025年にかけての回答が集計されました。合計で13,416名が調査に参加し、男女比はほぼ均等で、未婚と既婚の割合も調査されました。調査期間は2025年の2月21日から3月10日まで行われ、質の高いデータを得るための配慮がなされています。
さいごに
今回の住みここちランキングや住みたい街ランキングは、岐阜県や名古屋市の魅力を再認識する良い機会となりました。地域の特性を活かしながら、今後も居住者の満足度向上に向けた努力が期待されます。また、ランキング結果は今後の街づくりにも寄与する重要な情報のひとつです。住民も地域の一員として積極的に参加し、共に地域を盛り上げていくことが求められます。