JR東日本とスカイファームが手がける新たなデリバリーシステム
スカイファーム株式会社が、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)と共同で「TAKANAWA GATEWAY CITYアプリ」のための新しい注文・決済システムを開発しました。このアプリは、オフィスワーカーや訪問者が街のさまざまな飲食店の料理を簡単に注文し、スムーズに決済できるように設計されています。
TAKA WANA GATEWAY CITYのビジョン
2025年3月27日に開業予定のTAKANAWA GATEWAY CITYは、都心最大級の街を目指すプロジェクトです。JR東日本は、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」というビジョンを掲げており、これを実現するためにKDDIなど多くのパートナーと連携し、新しいサービスや実証実験を進めています。
この街が誇る「TAKANAWA INNOVATION PLATFORM」では、街のデータを集約・分析し、様々なサービスを提供しています。その一環として開発されたのが、来街者やオフィスワーカーが便利に利用できる「TAKANAWA GATEWAY CITYアプリ」なのです。
新しいモバイル注文システム
このアプリでは、ユーザーが加盟している飲食店の料理を簡単に注文し、決済することができます。スカイファームの「NEW PORT」に基づいたこのシステムは、デリバリーやテイクアウトのオプションに対応していて、複数の店舗の商品をまとめて注文することができる「買いまわり機能」も備えています。
さらに、株式会社ZMPが提供する自律配送ロボット「DeliRo」との連携によるロボットデリバリー機能も実装されます。このハイブリッド配送システムは、ロボットが最適な配送ルートを選び、安全に商品をユーザーに届けます。
サービスのスタート
TAKANAWA GATEWAY CITYの開業に先立ち、4月11日にはGateway Park Marketでロボットを使ったデリバリーが開始されます。このマルシェエリアにはオンライン専用店舗が設置され、ユーザーはスマートフォンから簡単に注文した商品をロボットが指定した地点までお届けします。
また、TAKANAWA GATEWAY CITY内の飲食店からオフィスへのデリバリーサービスも開発中で、2025年の秋には開始する予定です。このサービスは、地域の利便性をさらに向上させることが期待されています。
デジタル化を進めるスカイファーム
スカイファームは今後もオーダープラットフォームを通じて街や施設のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、訪れる皆様により快適で便利な体験を提供していく所存です。また、スカイファームは2015年に設立され、様々な商業施設や百貨店、街の価値向上に貢献するトータルソリューションを提供しています。
会社概要
- - 社名: スカイファーム株式会社
- - 所在地: 神奈川県横浜市西区みなとみらい2ー2ー1 横浜ランドマークタワー
- - 代表者: 木村 拓也
- - 設立: 2015年7月
- - 事業内容: 施設向けモバイルオーダープラットフォームの開発・運営
- - ウェブサイト: スカイファーム公式サイト
TAKANAWA GATEWAY CITYの開発により、新しいビジネスや文化が育まれることを期待し、さらに便利で快適な未来へと進んでいくことでしょう。地域の人々や観光客にとって、まさに「心豊かなくらし」を実現する場所となることを目指しています。