レノボが挑む新たなディスプレイ革命
テクノロジー企業レノボが、34型のウルトラワイドモニター「ThinkVision P34WD-40」と「ThinkVision T34WD-40」を発表しました。この2モデルは、プロフェッショナルな用途に特化した高性能なディスプレイとして、特にクリエイティブな作業を行う方々に最適です。
ThinkVision P34WD-40:究極の視覚体験を
ThinkVision P34WD-40は、IPS液晶パネルを採用した34型のWQHD解像度(3440×1440ピクセル)の曲面ディスプレイです。最大10.7億色の表示に対応し、99% sRGB、98% DCI-P3、99% BT.709の色域をカバーしています。これにより、映像制作やデザイン作業に必要な色再現性を十分に備えています。
湾曲率3800Rの設計は、自然な視線の流れを考慮し、長時間の作業でも疲れにくい環境を提供します。さらに、最大350cd/m²の高輝度と2000:1のコントラスト比により、リアルで奥行きのある映像表現を実現しています。
このモデルは、KVM機能を搭載しており、一組のキーボードとマウスで複数のPCを操作可能です。PiP(Picture in Picture)やPbP(Picture by Picture)機能にも対応し、画面を分割するTrueSplit機能も利用できるため、効率的な作業環境を提供します。USB Type-C接続も可能で、最大140Wの給電に対応しているため、周辺機器の接続も快適です。
ThinkVision T34WD-40:ビジネスにマッチする性能
一方、ThinkVision T34WD-40は、VA液晶パネルを用いた34型WQHD曲面モニターで、一般的なオフィスワークから映像編集まで幅広く対応します。1,677万色の表示が可能で、99% sRGBと99% BT.709の高い色再現性を誇ります。
湾曲率1500Rによって実現される没入感のある映像体験は、仕事の効率を向上させるでしょう。3000:1のコントラスト比と300cd/m²の輝度で、鮮明な映像が映し出されます。
このモデルもUSB Type-C経由で最大100Wの給電が可能で、HDMI 2.1やDisplayPort 1.4といった最新の接続規格にも対応しています。
まとめ
いずれのモデルも5月14日に市場に登場する予定で、ThinkVision P34WD-40は価格104,500円(税込)、ThinkVision T34WD-40は74,800円(税込)での販売が予定されています。この新型34型ウルトラワイドモニターは、プロフェッショナルなユーザーに向けて設計されており、業務改善やクリエイティブな作業の質を高める一助となるでしょう。
これからの業務の生産性や効率を向上させたい方にとって、レノボの新型ウルトラワイドモニターは大きな武器となりうる存在です。詳細情報については、公式ウェブサイトでご確認ください。