卵子凍結サービスの新たな展開
株式会社メンタルヘルステクノロジーズ(以下、当社)は、女性のキャリアとライフプランをサポートする福利厚生サービス『ELPIS卵子凍結バンク』の契約企業数がついに100社を突破したことを発表しました。このサービスは、女性の働きやすさを追求する中で、注目を集めています。
背景
昨今、日本社会においては晩婚化が進み、女性のライフプランが多様化してきています。それに伴い、妊娠前の健康管理、いわゆるプレコンセプションケアの重要性が増しています。このような状況を受け、企業も従業員の健康支援に積極的に取り組む必要性を感じています。特に、東京都を始めとする自治体が卵子凍結に関する助成金事業を発表するなど、卵子凍結を選択するための環境が整いつつあります。
当社は、2024年10月に卵子凍結保管受託サービス『卵子凍結あんしんバンク™』の提供を開始し、それに関連する事業を展開しています。なお、『ELPIS卵子凍結バンク』は、セルソース株式会社との業務提携を基に、新たな福利厚生サービスとして企業に提供されており、本サービスは導入からわずか5ヶ月で100社以上に導入されました。これには大手企業だけではなく中小企業も含まれており、ますます多くの企業がこの取り組みに賛同しています。
ELPIS卵子凍結バンクの特徴
この卵子凍結保管サービスには、いくつか顕著な特徴があります。まず、セルソース社が提供する高度な保管施設と厳重な管理体制が挙げられます。再生医療の現場で培ったノウハウを生かし、24時間365日稼働するセキュリティ管理のもと、卵子を安全に保管します。
また、東証プライム市場に上場しているセルソース社がサービスを提供しているため、企業への信頼性も高いといえます。さらに、全国29の提携医療機関との連携により、医師の指導による安心な採卵・凍結・保管が可能です。
企業は、このサービスを利用することで、従業員の健康を支援するとともに、女性が自身のキャリアとライフプランを安心して設計できる環境を整えることができます。
利用の流れ
『ELPIS卵子凍結バンク』を利用する流れはシンプルです。企業が福利厚生として導入を決定すると、従業員は提携医療機関にて採卵・凍結が可能となります。そして、凍結された卵子はセルソース社がその後管理し、安全な環境で長期保管されます。これにより、女性は将来の出産に向けた選択肢を持ちながら、キャリアを追求することができます。
まとめ
『ELPIS卵子凍結バンク』は、働く女性にとって、新たな希望となる福利厚生サービスです。企業が積極的に導入を進めることで、女性たちが自身のライフスタイルに合わせた選択肢を持てるようになり、より多くの女性が安心して働くことができる社会が実現されるでしょう。今後もこのサービスの普及を進め、女性支援の新たなモデルを確立していくことが期待されています。