建築家・高松伸とコラボを果たした器「洛」の魅力
2025年10月1日(水)、株式会社トークリビングが京都を拠点に活躍する著名な建築家・高松伸氏とのコラボレーションによって新たな器コレクション「洛」を発表します。このプロダクトは、「舞」と「雅」という二つのシリーズで構成され、合計5つのアイテムが登場します。
コラボレーションの背景
トークリビングのオーナーである梶原典男氏と高松氏は、親しい友人としての関係が20年以上続いています。両者の初のコラボは約12年前に始まりました。高松氏がデザインした家具シリーズがトークリビングで発表されたのをきっかけに、互いに刺激を受けながら、新たなプロジェクトに取り組むことにしたのです。
器「洛」の特徴
「洛」という名前には、京都を象徴する意味が込められています。高松氏の造形思想を具現化する際に、彼は陶磁器の焼成における高温に耐えうる素材を求めました。そこに辿り着いたのが有田焼の磁器です。この素材を使用することで、美しい曲線を表現し、器としての存在感を高めることに成功しました。
高松伸氏の想い
高松氏は、「洛」を制作するにあたって、アリストテレスの提唱した「エーテル」の概念を引き合いに出し、京都の地に息づく特別な存在を器を通して感じ取ってほしいと語っています。彼は、この器を通じて京都の文化と美意識を表現し、作り手としての誇りを示しています。
シリーズ紹介
【舞】
流麗な曲線が特徴の「舞」は、有田焼の技が生かされたデザインです。カップとソーサーの一体感は、非常に精緻に計算された結果であり、漆黒には流れる金彩、朱には花文様が施されています。
- - 価格:20,000円(税込22,000円)
- - 容量:115ml
- - サイズ:カップ/W113×D83×H64(㎜)、ソーサー/W126×H10(㎜)
【瑠璃】
凛とした美しさを持つ「瑠璃」は、日常使いにぴったりな器です。持ち手も繊細で扱いやすく、実用性も考慮されています。
- - 価格:10,000円(税込11,000円)
- - 容量:115ml
- - サイズ:カップ/W113×D83×H64(㎜)、ソーサー/W126×H10(㎜)
【雅】
「雅」は平安時代の装束「十二単」を思わせるデザインで、美しさと独自性が際立ちます。
- - 価格:12,000円(税込13,200円)
- - 容量:170ml
- - サイズ:カップ/W112×D70×H61(㎜)、ソーサー/W140×H9(㎜)
【白絹】
潔い白磁で造形そのものの美を引き出す「白絹」は、静けさを感じさせる存在感があります。
- - 価格:10,000円(税込11,000円)
- - 容量:170ml
- - サイズ:カップ/W112×D70×H61(㎜)、ソーサー/W140×H9(㎜)
品格のあるディテール
各カップの底面には、高松伸氏の名を金彩で刻印したスタンプが施されており、細部にまでこだわりが見られます。
これらの器は、日常生活の中で使用するだけでなく、大切な贈り物としてもふさわしいアイテムです。高松伸氏の独創的なデザインに触れることで、日々の生活に京都の美しさを取り込むことができます。興味のある方は、以下のリンクから詳細を確認してください。
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会社情報
このプロダクトを展開する株式会社トークリビングは、岐阜県多治見市に本社を置き、ホスピタリティビジネスや空間プロデュース、コラボレーション商品開発など多岐にわたる事業を展開しています。公式サイトやオンラインストアもぜひチェックしてみてください。
トークリビング公式サイト
オンラインストア Living Talk Decor