未来の都市を考える「THE REGENERATIVE CITY SUMMIT」
2024年11月28日(木)、新たなカンファレンス「THE REGENERATIVE CITY SUMMIT」が麻布台ヒルズで開催されます。このイベントは、雑誌『WIRED』日本版の最新号VOL.54と連動しており、テーマは「The Regenerative City 未来の都市は、何を再生するのか」です。この特集号では、いま都市が抱える様々な課題—気候変動の影響、文化の喪失、貧困や格差—に対抗するための「リジェネラティブ」という視点を提供しています。
リジェネラティブの意味と重要性
「リジェネラティブ」とは、自然環境の本来の生成力を回復させることを指します。この概念は、近年特に環境回復型の農業や都市デザインにおいて重要視されており、雑誌『WIRED』日本版ではこれまでも「FOOD: re-generative」や「THE REGENRATIVE COMPANY」などの特集を通じてこのテーマを探求してきました。新号VOL.54では具体的に都市の側面からアプローチし、次世代の都市づくりに対する示唆を探ります。
カンファレンスの内容
「THE REGENERATIVE CITY SUMMIT」では、基調講演に国際的な建築家トーマス・ヘザウィックが率いるヘザウィック・スタジオのニール・ハバードが登壇します。彼は麻布台ヒルズのプロジェクトを手掛け、リジェネラティブ・アーキテクチャーの重要性について深く掘り下げる予定です。この講演は事前収録となります。
さらに、トークセッションでは新たな企業や団体が登場し、リジェネラティブな視点から都市の未来を変えていくための取り組みを共有します。このセッションには、2023年に発表された「THE REGENERATIVE COMPANY AWARD」の受賞者も参加する予定で、受賞者は当日初めて公開されます。
イベントの詳細
カンファレンスは、11月28日の18:00から21:30にかけて行われ、麻布台ヒルズのHills House Azabudaiにて実施されます。参加は無料ですが、SZ MEMBERSHIP会員向けの先着順で、事前にPeatixページからの申し込みが必要です。
イベント詳細
日程: 11月28日(木)18:00〜21:30
会場: 麻布台ヒルズ
会場では、さまざまなスピーカーが参加し、都市の再生に向けた視点や取り組みを共有します。石川由佳子や内田まほろなどのスピーカーが、リジェネラティブな都市づくりに関する最新の研究や実践を紹介します。
まとめ
このカンファレンスは、都市の未来を見据えた重要な議論の場となるでしょう。環境問題、社会的な課題に正面から向き合い、リジェネラティブな視点をもって都市を構築することの意義を参加者全員で再確認する機会です。参加できる方はぜひ、未来の都市について熱い議論を交わしてみてください。参加申し込みの詳細は『WIRED』日本版の公式サイトをチェックしてください。