粟島の秋を味わう特別な機会
新潟県の粟島浦村から、地元の特徴あふれる美味しい料理が都心にやってきます。その名も「粟島フェア」。期間は10月1日から30日まで、東京の日本橋で開催されます。このフェアの目玉は、粟島で親しまれている郷土料理「わっぱ煮」です。これを通じて、粟島の豊かな食文化や地元の魅力を感じることができます。
わっぱ煮とは
「わっぱ煮」は、豪快に調理される漁師料理です。その特徴は、焼いた新鮮な魚とネギ、味噌をわっぱに入れ、食べる直前に真っ赤に焼いた石を落として煮立たせるところです。この調理法によって、見た目はグツグツと沸騰し、磯の香りと味噌の風味が引き立ちます。新鮮な魚は粟島で水揚げされたもので、海辺での食事は特別な体験となるでしょう。
フェアの目的
離島キッチン日本橋店では、粟島を特集した「粟島フェア」を展開し、粟島の伝統的な料理を知ってもらうことを目的としています。粟島浦村の島民に愛される料理を中心に、地元特産の「一人娘」という枝豆や、「芋だこ」という郷土料理も提供。普段味わえない新鮮な味を東京の皆さんに楽しんでもらいつつ、粟島の認知度を高める取り組みを行っています。
フェア開催の背景
粟島浦漁協では、地元で水揚げされた鮮魚が、本土での取り扱いに比べて安く取引される現状を改善すべく、新たな取り組みを始めました。漁師の担い手不足などの課題もあり、鮮魚の価値を上げるために一次加工を行い、首都圏への直接取引を実施しています。この粟島フェアは、漁協の新しい挑戦の一環として、離島キッチンとの協力によって実現しました。
地元の食材を集中加工
粟島浦漁協では、地域の住民に助けを求め、6人の協力者が加わり、鮮魚の加工を開始しました。島内で新鮮な魚を丁寧に捌き、真空パックに詰め込む作業が進められています。これにより、四季折々の魚をより新鮮な形で市場に提供できるようになりました。また、離島キッチンでは、送られてきた鮮魚のチェックや、適切な価格設定のための試食を実施し、顧客の反応を基に市場調査も行っています。
フェアの詳細
- - 日時: 10月1日(火)〜10月31日(木)
- - 時間: 18:00〜22:00(最終入店 21:00)
- - 場所: 離島キッチン日本橋店 (
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-4-3 日本橋室町野村ビルB1)
参加特典
記事を読んだ方限定で、
- - ディナー予約の方に「一人娘」の煎り大豆プレゼント
- - ディナーご利用の方に「わっぱ煮」を一品無料提供
提供される料理
1.
わっぱ煮: 新鮮な魚と味噌仕立ての汁をわっぱに入れ、焼いた石を追加して煮る豪快な一品。
2.
一人娘の枝豆: 日本の在来種で味が濃厚。見つけにくい貴重な一品です。
3.
芋だこ: 他では味わえない、磯たこと粟島産じゃがいもを煮込んだ伝説の郷土料理。
粟島フェアを通じて、粟島の素晴らしい食文化を存分に楽しんで、秋の味覚を堪能しましょう!