新たな人財サービス会社設立
2025年6月、SUBARU、日総工産、ワールドインテックが共同で設立する人財サービス会社「株式会社SUBARU nw Sight」が、群馬県太田市に誕生します。この新会社は、日本自動車業界が直面する大きな変革期において、人材採用や育成を支援することを目的としています。
1. 設立背景
自動車業界は、今まさに電動化、自動運転、コネクテッドカーなど、革新的な技術が進化を遂げる大変革時代にあります。一方で、少子高齢化に伴う労働力人口の減少が影響し、各業界、特に製造業では人材獲得の競争が激化しています。こうした状況の中で、サプライチェーン全体の強化が求められています。
SUBARUは「ひとつのSUBARU化」を経営方針に掲げ、効率的な人材獲得体制を整えることで、競争力の強化を目指しています。日総工産とワールドインテックは豊富な実績があり、製造業向けに特化した人財サービスを提供してきた企業です。この3社は、それぞれの強みを活かし、共同で新会社を設立し、製造業全体において人材支援を行っていきます。
2. 新会社の概要
名称
株式会社SUBARU nw Sight
所在地
群馬県太田市飯田町1183-1
事業内容
労働者派遣事業、有料職業紹介事業、業務請負、受託事業などを展開する予定です。
資本金
300百万円
出資比率
- - SUBARU:34%
- - 日総工産:33%
- - ワールドインテック:33%
3. 事業日程
設立日
2025年6月2日
事業開始日
2025年9月1日(予定)
4. 各社の概要
SUBARU
設立1953年、東京都渋谷区に本社を置く。自動車及び部品の製造・販売・修理を行っている。
日総工産
1980年に設立、神奈川県横浜市に位置する。製造系人材サービスを専門とし、高いコンプライアンス意識と採用力を誇る。
ワールドインテック
2014年設立、福岡県福岡市に本社を構える。研究開発、情報、技術、製造分野における総合コンサルティングを行う。
5. 新たな労働の形
SUBARU nw Sightでは、多様な労働者が活躍できる場の創出を目指し、教育やリスキリングを通じた自己価値向上を支援します。この取り組みにより、モノづくりの再興や発展に貢献し、笑顔あふれる社会を実現します。新会社の設立を通じて、より良い未来を目指して進んでいく所存です。