新しく登場するソニーのデジタルサイネージアプリ
企業の運営が多様化する中、デジタルサイネージの需要が増しています。今回は、ソニーとペイクラウドホールディングスの子会社であるクラウドポイントが開発した、法人向けの新しいデジタルサイネージアプリケーション「更新かんたんサイネージWEBCMS+」について紹介します。このアプリは、2025年5月からサブスクリプション型のクラウドサービスとして販売が開始され、ビジネスシーンを大きく変える可能性を秘めています。
何が新しいのか?
このアプリケーションは、法人向けのブラビアに特化して設計されており、デジタルサイネージの運用を遠隔から簡単に管理できるのが特徴です。これにより、スムーズにデジタルサイネージを運用できるため、業務の効率化を図ることができます。特に、少人数で運営する小売店や飲食店にとっては、手軽に導入できる「入門モデル」として注目されています。
アプリのメリット
1. 簡単な操作でコンテンツ更新
このアプリの使いやすさは無視できません。管理画面がシンプルに設計されており、ユーザーは「コンテンツの登録」と「プレイリストへの追加」という2つのステップを経て、簡単に情報を配信できます。これにより、店舗での販売促進や情報発信が効率的に行えるようになります。
2. 導入コストの削減
これまでデジタルサイネージを導入する際、必須だった小型の放映端末「STB」は、このアプリを利用することで不要になります。高性能なSoC(システム・オン・チップ)を搭載したブラビアを活用すれば、追加の機器を購入することなくデジタルサイネージを運用できます。これにより、初期投資を抑えることができ、特に新しくデジタルサイネージへ移行しようとする企業にとって大きなメリットです。
3. 遠隔からの運用管理
さらに、インターネットを使って遠隔からディスプレイの状態を監視できることも魅力です。電源の入切や音量調整なども遠隔で可能になるため、現地へ出向く必要が減ります。これによって、不具合が起きた際の対応も迅速になり、業務をスムーズに進行させることができます。
今後の展望
この新しいデジタルサイネージアプリは、デジタル化を推進したい企業にとって最適なツールとなりうるでしょう。クラウドポイントは、従来の紙媒体からデジタルサイネージへと移行する流れの中で、より多くの企業への提案を通じて新たな市場を開拓していく方針です。
会社概要
株式会社クラウドポイント
- - 所在地:東京都渋谷区
- - 設立:1990年10月
- - 事業内容:デジタルサイネージをはじめとする顧客獲得支援業務
ソニーマーケティング株式会社
- - 所在地:東京都港区
- - 設立:1997年4月
- - 事業内容:ソニー商品に関する国内マーケティング全般
デジタルサイネージの新時代が始まります。今後の展開に注目が集まります!